専門医院の強みを活かした内覧会のつくり方 前編【連載:患者を増やすメソッド】
2021.07.27
歯科業界を中心に、医療・フィットネス・不動産など幅広い業界の内覧会プロデュースやセールスプロモーションを行う株式会社メディカルアドバンスが、クリニックのファンづくりや地域密着型の集客ノウハウを伝える全5回の連載。第3回までは、内覧会を開催するメリットとその成功の秘訣を中心に解説しました。第4回前編は、歯科領域における専門医院(口腔外科、自費診療クリニック)の効果的なPR方法について、実際の事例と共にご紹介します。
専門医院の強みをどう活かすか
一般歯科と比べ、治療対象あるいは治療内容が限定されることから、歯科領域の中でも小児歯科・矯正歯科・口腔外科専門・自由診療クリニックは専門性が高い科目に分けられます。専門的である分、開業後に患者が来るか不安に思うかもしれませんが、実は一般歯科にはない独自の強みが多く、内覧会を開催すれば、開業地域に限らず遠方から足を運ぶ方も大勢います。
専門医院の内覧会では、《1. 医院のコンセプト 2. 患者に伝えたい想い 3.医院が求めるターゲット 4. そのターゲット層に当てはまる来場者の集め方》を意識する以外に、“領域の特性”を盛り込むことも必要です。そこで、株式会社メディカルアドバンスでは、歯科医院勤務の経験があるメンバーだけでなく、歯科衛生士・歯科技工士をはじめ、保育士の有資格者が内覧会をサポート。セールスポイントを的確に打ち出し、クリニックのファン獲得へつながるステップづくりを行っています。
今回は、専門医院の強みを活かした内覧会づくりのヒントを、具体的な事例を交えて解説します。
専門医院の内覧会①【口腔外科専門クリニック】守備範囲の広さで安心感を伝える
口腔外科専門クリニックの一番の強みは、口腔内の悩みやトラブルに幅広く対応ができることです。一般歯科と比べ医院数も少ないため、内覧会を上手に活用できれば、「インプラント治療は行っているか」「骨粗しょう症の薬を飲んでいても、歯の治療は可能か」といった相談者が遠方から足を運ぶケースも少なくありません。
実際にあった事例ですが、難しい症例でどの医院でも治療してもらえなかった患者が、新規開業する口腔外科専門医院の口コミを聞いて、わざわざ電車に乗って内覧会に訪れたケースがあります。
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