専門医院の強みを活かした内覧会のつくり方 後編【連載:患者を増やすメソッド】
2021.08.10
歯科業界を中心に、医療・フィットネス・不動産など幅広い業界の内覧会プロデュースやセールスプロモーションを行う株式会社メディカルアドバンスが、クリニックのファンづくりや地域密着型の集客ノウハウを伝える全5回の連載。第4回前編では、歯科領域の専門医院である口腔外科と自由診療クリニックのPR方法について、具体例を交えながら解説しました。後編は、歯科矯正と小児歯科クリニックの事例をご紹介します。
前編はコチラ
専門医院の内覧会④【矯正歯科専門クリニック】内覧会で歯科矯正のメリットを伝える
歯並びにコンプレックスがあったとしても、「治療費が高額」「矯正器具への抵抗感」といった、気軽に一歩が踏み出せない要素が多い矯正歯科。リスクが大きいと思われているからこそ、「初めて行く歯科医院で治療するのは不安」と感じる方が圧倒的です。このハードルを下げるためには、やはり矯正歯科について知ってもらうことが一番です。
理解が深まることで治療へとつながる具体的な事例として、株式会社メディカルアドバンスのスタッフの例があります。そのスタッフは学生時代から歯並びに悩んでいたものの、かかる費用が高いため治療を受けずにいました。しかしこの業界に携わったことをきっかけに、矯正治療をされた方の体験談・喜びの声、先生から直接、歯科矯正の重要性を聞き、一度検査を受けてみることに。その結果、奥歯のかみ合わせが悪く口腔機能的にも矯正した方がいいと診断されました。最終的に矯正治療を行う決心が固まったと言います。
たしかに歯科矯正の治療費は安いものではありません。ですが、治療を受けることのメリットを知らず、知識がないことで敬遠している方がいるのは非常に残念なことです。内覧会という場を利用してもらうことで、矯正歯科について知るきっかけを提供していくことが、最初の足がかりです。
専門医院の内覧会③【小児専門クリニック】親子で安心して通えるクリニックをアピール
小児歯科の宣伝広報で鍵となるのは、地域でのチラシ配りです。スーパーや商業施設、子ども連れが集う公園付近などを中心に配布し、あわせて、幼稚園・保育園、子ども向けの習い事スクールへの挨拶回りを行います。この時、園児の連絡袋にチラシを入れてもらえないか、あるいは保護者の目に留まりやすい場所へチラシを置いてもらえないか交渉もします。
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