理念の共有をフルサポート―理想のクリニックづくりに不可欠なこと―【連載:患者を増やすメソッド】
2021.07.13
歯科業界を中心に、医療・フィットネス・不動産など幅広い業界の内覧会プロデュースやセールスプロモーションを行う株式会社メディカルアドバンスが、クリニックのファンづくりや地域密着型の集客ノウハウを伝える全5回の連載。これまでの連載では、主に内覧会を開催するメリットについてお伝えしてきました。第3回目は内覧会を成功させる秘訣として、クリニック内で「理念」を浸透させることの重要性と具体的な施策についてご紹介します。
ファン獲得のためには事前準備が必要
内覧会は、開催すれば「認知される」という目的は達成できるでしょう。しかし、「クリニックのファンをつくる」という一歩先の目標にまで目を向けるなら、事前に行うべき大切な準備があります。今回は、その“準備”についての解説です。
内覧会はクリニック全体で取り組む最初の仕事
開業する地域の住民は、新しくオープンするクリニックがあると、どのような先生が開業し、どういった診療方針で治療にあたるのか、また、院長やスタッフの雰囲気・相性を気にする傾向があります。
こういった不安や疑問を解消する場が内覧会ですが、開業前のクリニックでは、内覧会時に先生とスタッフの連携がうまく取れないケースも少なくありません。もちろん、阿吽の呼吸で動けるまでにはそれなりの時間を要しますし、信頼関係は仕事をする中で育まれるものです。とはいえ、「オープン前だから仕方がない」と、来場者が思ってくれるとは限りません。
説明が曖昧でたどたどしかったり、スタッフ間のコミュニケーションが不十分なことでよい印象を与えるどころか、逆に不安を感じ不信感を持ってしまうなどマイナスの印象を与えてしまう恐れもあるのです。
ファンづくりのために開催したはずなのに、「この医院はやめておこう」と思われては元も子もありません。たとえ開業前であったとしても、内覧会では先生とスタッフがクリニックについて熟知し、円滑なコミュニケーションが取れているかどうかを見られていると考えておきましょう。
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