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歯科でボツリヌス治療が急増 マスク生活の顎への悪影響

歯科でボツリヌス治療が急増 マスク生活の顎への悪影響

2020.07.30

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各地で最多罹患者数を更新している新型コロナウイルス。街を歩いていても、誰もが予防・拡散防止のためにマスクを着用しており、マスクをしていない人を攻撃するような「マスク警察」も話題になっている。そんな中、多くの歯科クリニックで、筋肉の緊張をやわらげるためのボツリヌス治療の患者が急増しているのだという。マスク生活による顎への悪影響について、医療法人社団登龍会理事長 服部敏先生にお話しいただいた。

マスクで顎位がズレ、咬合異常に

日本人は「マスクはいいもの」という意識が強いですが、マスクによる悪影響というのは確実に存在します。歯科医師としてとても問題だと感じるのは、顎位がズレてしまうことです。
マスクをすることで顎を後ろに押す力がかかります。強い力ではありませんが、継続してかけられ続ける。これに対して顎は、前に押し返そうとする力を継続してかけてしまいます。すると、筋肉が蓄積疲労により過剰に緊張してしまい、食いしばりが出たり噛み合わせが悪くなってしまいます。私の体感になりますが、顎のボツリヌス治療の患者は、通常より2~3割ほど増えていると感じています。
歯というのは本来、上下の間が2-3mm開いているものです。上下の歯が接触するということは、歯や歯の周りの組織にとても良くありません。食いしばりは歯肉の毛細血管が全て止まってしまうので、循環障害を起こしてしまいます。特に下顎は血管も血流量も、上顎に比べて少ない為に、ダメージを受けやすくなります。

健常者がマスクをすることはリスクがある

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