【大人の教養講座】参加者募集！京都名庭探訪

京都で楽しむ「名庭園巡り」のお知らせ。
参加者募集！只今お申し込み受け付け中です。

5月16日（土）京都の名庭園を当代随一の庭師の案内で巡ります。
天龍寺 曹源池庭園・龍安寺 方丈庭園・東福寺 本坊庭園・大橋家庭園・苔涼庭。
日本を代表する京都のお庭を、250年続く庭師「御庭植治」の十二代目当主・小川勝章氏の詳細なナマ解説付きで探訪します。日本美の真髄を学ぶ楽しいひととき。

参加人数限定の貴重な企画。どなたでもご参加いただけます。
お申込はお早めに。

お申し込み・お問い合わせは、フリーダイヤル：0120-22-4474［和塾］まで。
メール：entry@wajuku.jp でもお申し込み可能です。

江戸期より250年続く庭師「御庭植治」の十二代目当主・小川勝章氏のご案内で巡る「京都庭園巡り」。誰もが知っている、けれど良く分かっていない？日本を代表する京都のお庭を巡ります。

斬新なデザインで日本庭園の可能性を広げた「東福寺 本坊庭園」、日本美を詰め込んだお庭の教科書「天龍寺 曹源池庭園」、そして最も有名な世界遺産のお庭「龍安寺 方丈庭園」。教科書で見たり、修学旅行で訪れたあの景色は何だったのか。お庭づくりの名人と巡れば、積年の疑問も初夏の空へと雲散霧消するに違いありません。

昼食を挟んで名庭三箇所を巡った後は、伝説の庭師・七代目小川治兵衛が手がけた個人邸宅「大橋家庭園・苔涼庭」を貸切でゆっくり拝見いたしましょう。「水琴窟」の音色を聴きながら一日を振り返っての座談会で締めくくります。
「主人の視点でお庭を見る大切さ」や「季節ごとのお庭の魅力」について小川勝章さんのお話しを皆で楽しみましょう。もちろん稀代の庭師への質問も大歓迎。自邸の庭を任せたくなった方はその場でご相談いただいて構いませんよ。

では、本企画で探訪する京都の名庭園について、小川勝章さんの著作「技と美の庭」を参考に少し予習しましょう。

・天龍寺の曹源池庭園は、小川さんによれば、日本的美学を詰め込んだ教科書のようなお庭、とのこと。各地の名庭を手がけた禅僧・夢窓疎石の作で、嵐山や亀山を借景にした庭園として有名です。手前の庭園を近景とみると、その周囲にあって、高さや稜線にまで配慮と手入れの行き届いた椎の木々などが中景として庭園を引き立てている。そして背後の山々の遠景にうまくつながり、池と山々を一体化させています。

・石庭こと龍安寺方丈庭園は、山があり海があり、まるで地球を見ている気がする、と言います。枯山水の石を山に、苔の築山を大陸に、白砂を水や雲に見立てると、そこはまるで地球を見ているよう。宇宙観や自分自身の生きざまを庭に重ねる人もいます。目に見える情報以上に思いが深まっていくのがこの庭の魅力です。

・東福寺の本坊庭園は、日本庭園の表現を広げた庭。ことに、北庭のデザインは斬新で、着物の柄などにも用いられる市松文様を取り入れています。もしこの庭がなかったら、日本庭園の可能性や表現の幅は、今ほど広がっていなかったかもしれません。

・大橋家庭園の苔涼庭は、縁側に腰掛けて眺めるのが良い、と小川さん。たくさんの灯籠の火袋が縁側に向いていて、まるで灯籠に見られているような気持ちになる、とのこと。苔涼庭は水琴窟の庭としても有名。縁側の正面にある降り蹲踞の水琴窟は必見・必聴です。庭園の中でもっとも象徴的であるこの蹲踞は周囲の飛石も歩きやすく、意匠性と機能性を両立させています。中に降りてみるとそこは別世界。蹲踞や庭に包み込まれるような感覚にとらわれます。

京都に出掛け、庭園をただ見学するだけでは決して味わえない、プロの解説付きの名庭鑑賞の機会です。お一人でも、ご家族とでも、肩の力を抜いてお楽しみいただける素敵な企画。ご参加ご希望の方は、お早めにお申し込みいただきますよう。

お申し込み・お問い合わせは、フリーダイヤル：0120-22-4474［和塾］まで。
メール：entry@wajuku.jp でもお申し込み可能です。

催事の概要はこちらから。
http://www.wajuku.jp/index.php/archives/11089

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