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【大人の教養講座】旨飯・良席・贔屓(ひいき)役者がポイント。江戸時代の贅沢で粋な「芝居見物」の仕方

【大人の教養講座】旨飯・良席・贔屓(ひいき)役者がポイント。江戸時代の贅沢で粋な「芝居見物」の仕方

2020.01.16

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「この前、幸四郎と飯を食ってね・・・」などど言える人が、粋人というもので。
日本に生まれて日本に暮らして、贔屓(ひいき)の役者の一人や二人、いないようでは、偉そうなことは言えないものです。

ワインの知識やゴルフの腕前も素敵ですが、グローバルな見識が問われる今だからこそ、自国の文化への知識と経験は立派な大人の必須アイテム。インターナショナルな時代だからこそ、足元にある日本の芸術文化への思いが問われているのです。外国人に日本のことを問われて、絶句しているようではいけません。フランス料理を堪能し、オペラやジャズに耽溺し、バスキアやバンクシーに熱狂するのも一興ですが、それもこれも、まず自前のアートやカルチャーを知ってから、ではありませんか?

ということで、特定非営利活動法人 和塾による「最高峰の和文化体験」を基点に、2020年の今にこそ身につけたい日本の芸術文化のお話しを、自費研online連載読み物として始めてみたいと思います。

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市川團十郎白猿の襲名を控えて、今年は歌舞伎が世間の耳目を集めています。愛之助や松也の活躍もあって、若い女性の歌舞伎ファンも激増中。オリンピックで世界中からのお客さまをお迎えする本年は、だからこそ、たまには「芝居見物」などにも出かけたいものです。

と、いっても、チケットを手に入れて、劇場に出かけて、ただ芝居を鑑賞するだけでは、ゴマンといる芝居好き・歌舞伎ファンと同族で、それだけではちょっと淋しくはありませんか。良き大人の歌舞伎鑑賞なら、もう少し贅沢に、もう少し粋(いき)に、もう少し特別に、まいりたいものです。

参考になるのは、江戸の頃の御大尽たちの芝居見物。武士や豪商、奥女中や富裕な町民たちの歌舞伎との付き合い方であります。芝居茶屋を通して楽しむ彼らの歌舞伎見物は、(1)旨飯・旨酒、(2)良席での観劇、(3)役者との交流、が必須の項目です。一流の料理屋でもあった表茶屋では、芝居小屋に入る前や幕間や芝居がはねた後に、贅沢な料理や銘酒をたっぷりと楽しむ。芝居小屋での席は、庶民が座る平土間の席を見おろす桟敷席に陣取る。観劇の前や後ろで、贔屓の役者を茶屋に呼んで接待したり談笑したり。時には役者の楽屋を見舞って心付け(ご祝儀・御礼の金銭)をはずんでみる。ただ、芝居を観るだけではない、名士貴顕ならではのお楽しみがあったのです。

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こうした御大尽たちによる贅沢な芝居見物は、もちろん彼らにとってのお楽しみではありますが、役者や芝居小屋をはじめ、衣裳屋や道具屋、料理人や職人たちを助け、結果として豊かで奥深き江戸の文化を支える、今で言えば「文化支援」や「社会貢献」の活動でもあったのです。これこそ、モノの分かった良き大人、粋人たちの振る舞いというものではないでしょうか。酒と肴を存分に楽しみ、贔屓の役者を支援して、桟敷席でうとうと居眠りしている御大尽。上等で心地よい日本の文化ここにあり、というわけであります。

さて、今ではもう、そんなお楽しみはできない?と思ってはいませんか?
そこでご紹介したいのが、和塾による「芝居茶屋企画」。現代によみがえる御大尽たちのための芝居見物であります。

詳細は下記の通りですが、(1)旨飯・旨酒、(2)良席での観劇、(3)役者との交流、がすべて整う贅沢でまたとない機会です。至れり尽くせりの歌舞伎鑑賞会。選ばれた諸兄諸姉のためだけの企画です。今回は特別、自費研online会員枠にて応募可能との由。席に限りがありますが、みなさまのご参加をお待ちしている次第です。

和塾「芝居茶屋」企画・2020年1月25日(土)開催
新装開業した高麗橋吉兆本店での旨飯・旨酒と壽 初春大歌舞伎鑑賞の会
松本幸四郎と中村壱太郎がお席までご挨拶にまいります。

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幻想的な歴史ロマンの一幕や、初春のお目出度い笑いに溢れた演目を、松本幸四郎が、片岡愛之助が、中村壱太郎が演じます。
観劇前の旨飯・旨酒は、新装開店した名店「高麗橋吉兆本店」にて。旧店で歴史を積んだ資材や家財を継承し、見事に蘇った新店の大広間で、茶懐石に四季と花鳥風月を織り込んだ吉兆ならではの和食の芸術をお楽しみいただきます。宴たけなわのお座敷には、特別に舞台の合間を縫い、松本幸四郎および中村壱太郎がご参加のみなさまだけのために、ご挨拶に駆けつける予定です。

和塾「芝居茶屋」企画・2020年1月25日(土)開催
新装開業した高麗橋吉兆本店での旨飯・旨酒と壽 初春大歌舞伎鑑賞の会

日時:令和2年1月25日(土)11時30分より〜20時30分頃終宴予定
会場:高麗橋吉兆本店〜大阪松竹座
次第:11時30分・高麗橋吉兆本店にて受付
   吉兆謹製の昼餉
   演劇評論家 中村義裕さんによる歌舞伎の見どころ解説
   吉兆のお座敷にて松本幸四郎・中村壱太郎のご挨拶
   〜専用車にて松竹座へ
   16時15分・初春大歌舞伎夜の部鑑賞
   20時20分頃終演予定
   現地松竹座にて解散

定員:20名(参加定員は変更になる場合があります・申し込み先着にて受付)

参加費:120,000円(おひとりさま・歌舞伎鑑賞/役者挨拶/演目解説/吉兆でのお食事)
※高麗橋吉兆本店でのお飲み物代は別途頂戴いたします。
※松竹座でのお食事等は別途お問い合わせください。

壽 初春大歌舞伎・夜の部の演目:
義経千本桜・川連法眼館の場
夕霧名残の正月・由縁の月
大當り伏見の富くじ

出演者:松本幸四郎・中村鴈治郎・片岡秀太郎・中村扇雀・片岡愛之助・中村壱太郎ほか

企画・制作:特定非営利活動法人和塾[フリーダイヤル0120-22-4474

ご参加お申込、お問い合わせは、下記URLから必要事項をご記入の上お送りください。
http://www.wajuku.jp/index.php/archives/11127

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