治療器具によるHIV感染の恐れ 英PHE、約600名に検査通知
2019.06.05
イギリスハートフォードシャー州ホッデストンの歯科医院で治療を受けた563名にHIV、B型・C型肝炎感染の恐れがあるとして、イギリス公衆衛生庁(PHE)が、患者らに検査を受けるよう通知を行ったことをBBC、The Sunなど各紙が報じている。
歯科衛生士の女性が歯石除去に用いる超音波スケーラーの消毒を日に2回しか行っていないことが明らかとなった。患者ひとりを対応する毎に減菌器に入れる必要があるにも関わらず、その頻度が少ないことに他のスタッフが気づいたという。
現在女性は歯科医院を解雇されているが、免許は依然有効で、監視下であれば仕事を継続できる状態にある。衛生士自身にHIVや肝炎の感染は確認されていない。
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