中原維浩先生|待合室を活用し売上げ貢献の場となる「待合室マーケティング®」とは
2021.08.26
物販だけで月100万円を売り上げる販売メソッド「待合室マーケティング®」をテーマに、年間で110を超える講演・セミナーで、全国の歯科医院の待合室改革を行う中原先生。その概要や、メリットについてお聞きしました。
待合室を有効活用してデンタルIQを高める
「待合室マーケティング®」とは、これまで“待つだけ”の空間だった待合室を活用して、患者様のデンタルIQを向上させる取り組みです。これにはセルフケア商品をきっかけにして、患者様の歯科に対する知識を高め、ギャップを埋めていこう、患者様自身の「健康観」を養っていこうという目的があります。
歯科において“予防大国”と言われるスウェーデンでは、「患者様に『健康観教育』が行き届いているか」を重視しています。実際にスウェーデンへ研修した際に、「修復を繰り返しているだけでは、治療と呼べないのでは?」と言われ、衝撃を受けました。確かに、患者様自身が健康な状態を保とうと意識しなければ、私たち歯科医師の仕事はいつまでも修復治療のままです。私は研修以来、「患者様の体を治すサポートをすること」が歯科医師の仕事だと考えています。
ディスプレイの工夫で物販売り上げが急増
「待合室マーケティング®」は、父の医院を継承した2016年から取り組み始めましたが、当時、築30年ほどだった医院をリニューアルしました。大学時代に、靴販売店でのアルバイトで培ったディスプレイのノウハウを活かせるのが、待合室でした。
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