3つのアプローチで健康寿命の延伸を目指す グランプロデンタルクリニック銀座 福島一隆院長
2021.07.02
健康寿命の延伸をテーマとし顎口腔機能の健康と美しさを提供する「グランプロデンタルクリニック銀座」。福島一隆院長が提唱する「3つの美」とは。腸内細菌と口腔内細菌の関連性を含め、お話をお伺いしました。
「三つの美」を提供する歯科医院とは
――「グランプロデンタルクリニック銀座」のコンセプトを教えてください。
当院は「健康寿命の延伸」をテーマとしています。その達成のために欠かせないことが口腔内の環境を整えることです。
そのテーマとして「3つの美」を掲げています。まずは「真美歯科」。たとえ歯が白くなっても、正しく機能していなければ意味がありません。機能面とは歯の噛み合わせ、顎口腔機能の調和がとれていることを指します。私はそのゴールのヒントとして「8020運動」を達成した方の噛み合わせを参考にしています。
口腔内の問題は「力」と「細菌」です。力に関しては先ほどお話したように顎関節と咀嚼筋等の下顎運動に関する筋肉の調和がとれている状態にかみ合わせをもっていくことが大切です。このような機能に裏付けられた本当の審美歯科として「真美歯科」を患者様へご提案させていただいております。
二つ目は「インナービューティー」。口はすべてのはじまりです。当院では「口から始まるインナービューティー」として腸内環境と口腔内環境の両面から整えていくアプローチを推奨しています。
先ほど口腔内の問題は「力と細菌」と述べましたが、「細菌」のコントロールも非常に重要です。
口腔内の細菌はまず2種類に分けられます。歯肉縁上の虫歯に関与する細菌、歯肉縁下の歯周病に関与する細菌です。そのうち、全身に大きく関わってくるのが歯周病菌の中でもレッドコンプレックスに分類されるP.g.菌です。この菌はアルツハイマーや糖尿病、感染性心内膜炎などといった疾患と関連性があると報告されています。また、唾液とともに嚥下され腸内まで到達し、腸内細菌を乱すという報告もあります。当院ではこの菌に対し、45分で結果がわかるPCR検査を導入しています。
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