「TCは一日にしてならず」日本歯科TC協会が目指すTC人材像とは
2021.07.20
歯科領域において既にアメリカでは地位を確立している「TC(トリートメントコーディネーター)」。こちらをはじめて日本に導入し、普及させ多くのTCを輩出しているのが「一般社団法人 日本歯科TC協会」です。
「一般社団法人 日本歯科TC協会」とは?
「TC(トリートメントコーディネーター)」を養成する団体として、2009年設立の一般社団法人 日本歯科TC協会があります。当時より日本アンチエイジング歯科学会の会長である松尾通先生が、予防医療が先進しているアメリカより日本に持ち帰ったのがTC制度でした。現在(のべ資格者数)は約5000名、4つのクラスから構成される資格認定制度となっています。
まさに「TCの総本家」ともいえる協会では、一体どのようなことが学べて、どのように明日からの診療に活かせるのでしょう。日本歯科TC協会関東支部 支部長 TC(Master)である渡辺容子氏のWEBセミナー「渡辺容子TC masterの歩み」からまとめました。
「Elevation」松尾先生からの言葉
「「Elevation」という言葉には、高める、向上するという意味があり、私たちTCにとっても大切な言動力です。歯科医院では様々な職種を兼任しながらTCを確立してきた私にとって、「人生の学びの場」を与えてくれた場所、それが「一般社団法人 日本歯科TC協会」です。」(渡辺氏)
松尾先生は、早くからアメリカの歯科現場で活躍する「TC」の存在に着目。アメリカではすでに名称が確立されており、高度なコミュニケーションスキルを用いて患者へのカウンセリングやプレゼンテーション、治療費の支払い計画(ファイナンシャル)の計画までを立てる役割を持っています。
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