サラリーマン生活から一念発起して医師の道へ! Original Beauty Clinic GINZA 佐藤玲史院長
2021.07.07
医学部ではなく文系の大学を卒業して、一般企業の人事部でキャリアを積んでいた中、医学部を受験し直して医師になられた佐藤玲史院長。かなりのエネルギーと集中力が必要であろう人生の方向転換をしてまで、なぜ医師を目指し美容医療へ進まれたのかを、お伺いしてみようと思います。
『僕は、人と少し違った経緯で医者になっているような気がします。』
Q. まず、医師を目指されたきっかけを教えていただけますか?
A._佐藤院長
僕は一度普通の四年制大学、しかも文系を卒業した後に、サラリーマンを経験しています。保険会社に就職して、月に数千人を面接する人事部に所属していました。「人をみる」仕事ですね。そんな中で、たまたま産業医の先生とお話した時に、『人の命を預かる立場に置かれていると、人間はここまで成長して器が大きく、洞察力に優れているものなのか』と感銘を受け、同時にすごくうらやましく感じました。その事がきっかけで、『自分もそのような場で成長したい、医者になってやろう』と強く思いました。そこから医学部を受験し直して医師になったんです。
Q. すばらしいです。かなりの方向転換をされて医師になられたんですね。その後、医学部から美容医療へ進まれたわけですが、その経緯や先生の想いをお聞かせください。
A._佐藤院長
僕は人より10年遅れて医学部に入りましたから、医学部を出て2年間の初期研修は、大学病院には残らず人をたくさん診察する一般の病院、しかもかなり忙しい病院に行きました。早く成長したかったんです。即戦力として症例数をたくさん積んで、一人前になれる道を選びました。病を治すことは医師の重要な仕事ですが、本当に病気を治すのは、患者さんがもつ自然治癒力や生命力。僕ら医師の役割はほんの少しで、患者さん自身の力を手助けしているに過ぎません。今の医学では、ほとんどが症状を抑えるための対症療法で、病の根本原因をやっつけている訳ではないんです。そういったことがずっと僕の中で、「?」マークになっていました。
それに対して美容医療は、自分が患者さんにして差し上げる施術が、目に見える結果となってきちんと残ります。それによって患者さんと一緒に喜びを分かち合えることが非常に魅力的でやりがいを感じる部分ですし、天職だと思っているんです。
『僕は、美容業界の“ミシュラン”を目指そうと思うんです。』
Q:その後、大手美容クリニックで院長を多く経験されて、ご自分のクリニックを開院されたわけですが、先生の想いやその上でご苦労されたことはありましたか?
A._佐藤院長
やはりチェーン展開をしている大手美容クリニックでは、1時間の枠に何人もの患者さんを施術しなければなりません。各部屋に患者さんが待っていて、僕はベルトコンベアーに乗っているかのように各部屋を診て回っていかなければいけない。当然、患者さんとのコミュニケーションも乏しくなりますよね。これでは自分のしたい施術ができないとずっと思っていました。
僕が自分のクリニックを開業したかった理由は、患者さんとじっくり話をして、患者さんと納得がいくまで最良の施術をやりたかったからなんです。もっと言ってしまうと、僕は美容業界のミシュランを目指しているんです。ミュシュランの星を獲得したレストランは、一つのお店で一人のシェフがしっかりとした料理を提供して頑張っていらっしゃる。消費者のお客さんもそこを分かって選んでいると思うのです。
実際クリニックでは、患者さんとゆったりとした空間でじっくりお話ができるように予約を制限して、丁寧な施術を行っています。
『人に優しく…、実は一番難しいことだと思います。』
Q. クリニックのテーマでもある「世界一優しいドクター」「世界一優しいクリニック」の想いについて教えていただけますか?
A._佐藤院長
まず、患者さんにとって居心地の良いクリニックであるべきだと思いました。入り口を開けるとBGMが流れていて、いつもキレイな生花があって…アーチ型の受付やインテリアも白とブルーを基調にしたものを職人さんに作ってもらいました。患者さんの気持ちが「優しく」「くつろげる」空間で施術を行っています。
自費研カタログ関連商品
自費研カタログ関連商品はありません
Clipを上書きしてもよろしいですか?