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深部伝達エネルギーシステムを主軸に 患者に喜ばれるメニュー“コンテンツ”づくりの極意
2021.02.22
「美は健康な身体から」をコンセプトに、アーユルヴェーダなどを取り入れたホリスティック医療を提供している、Wクリニックの足立真由美先生。昨年導入された「深部伝達エネルギーシステム」を中心としたこだわりのメニューづくりや、経営に関するお考えを伺いました。
美容室感覚で通えるクリニックを作りたい
医療は特殊なものではない——そうした考えのもと、美容室感覚で通えるクリニックを目指しています。ご来院いただくことで気持ちはハッピーに、見た目はより美しく健康的に。そうしたゴールを見据えて、毎日通っても飽きない様々なメニューを取り揃えたいと考えています。患者様にとっての診療メニューは、クリニックが提供できる大切な“コンテンツ”ではないでしょうか。
例えばお肌のトラブルに対し、皮膚科や外科の処置を行うとします。もちろん良い結果を得られるように最善の努力をしますが、そのトラブルの原因が生活習慣の乱れにあるとしたら、本当の意味での解決にはならないでしょう。ひとつのお悩みに多方面からお応えできるよう、クリニックには婦人科や消化器内科、漢方などの在籍ドクターと連携して、日々の診療にあたっています。こうした想いが伝わってか、患者様の多くが長年お通いのリピーターです。
食事制限・ジム・薬…全てを一括でみてくれる場所がなかった
性別や年代を問わず、沢山の患者様から聞こえるのが「痩身治療に興味があるんです」といったお声。ダイエットは永遠のテーマです。皆それぞれの理想に近づくために、食事制限をしたりジムに通ったり、お薬を処方してもらったり…どれかひとつに傾きすぎず、バランスよく取り組むことが理想ですが、それぞれが独立したもののように捉えられています。これらを一括してクリニックでご提供できれば、時間と費用の負担も軽くなり、きっと多くの患者様に喜んでいただけるはずです。
これまではお薬の処方を希望される患者様に、「お薬が筋肉を増やすわけではないので、適度な運動もしましょうね」とお声がけしていました。体組成を測ると、皆さん筋肉量が少ない傾向にあり、「運動が苦手」という方が多かったからです。アドバイス止まりではなく、具体的な方法が提示できれば…と思っていました。
筋肉にも脂肪にも婦人科のお悩みにも
医療の現場でしか提供できない方法で、トレーニング問題を解決できないかと考えていた折、出会ったのが「深部伝達エネルギーシステム(Deep Transmission Magnetic Energy System)」でした。最大7テスラの収束電磁場により、皮下7cmまでの筋肉に働きかける機器です。30分間の照射により、自力で行う筋運動3.6万回にも相当する“超極大筋収縮”を発生させ、狙った部分を集中して鍛えるだけでなく、脂肪細胞のアポトーシスを誘発させる効果にも期待できます。こちらは間接的な効果ですが、骨盤底筋を鍛えることによって尿失禁などの改善にも役立てられると考えています。婦人科では同様の目的でレーザー治療を行っているので、実は需要が大きい部分だと思います。
ダイエットは継続。続けられる仕組みづくりに注力
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