どうする?アートメイク人材育成—日本メディカルタトゥー協会—
2020.04.06
安全を担保したアートメイク技術確立と普及に取り組む、日本メディカルタトゥー協会 代表理事の釜山美保氏に、業界の現状と課題について伺った。
生涯学習のできる環境確立と発展・普及に努める
サロン施術でのトラブルなどをうけ、医療行為となったアートメイクですが、いまだに無資格者による施術は後を絶ちません。さらに、道具の流通や教育面でも問題は起きています。2020年から新規参入しようとしているスクールも沢山あると聞いていますが、誤ったやり方が広まると、医療アートメイク業界は近い将来崩壊してしまう恐れがあります。
協会の設立と目的
こうした状況から看護師や自費診療を守るために、2016年、日本メディカルタトゥー協会は設立されました。医療技術として、より安全・安心な技術の確立と普及をめざすと同時に、消費者への正しい情報の公開とメディカルタトゥーの発展・普及に努めています。美容や自費医療に「絶対」はありませんが、医療で施術をする以上、「安全」は当たり前です。また、技術の向上も当然求められます。医師のように学会などの継続学習の場があまりない看護師のために、世界水準での教育の学舎を作り、看護師たちが世界レベルの医療技術の確立に向けて、生涯学習を徹底できる場を設けることも、当協会の目的のひとつです。
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