これからの時代、なぜカスタマイズ治療が必要なのか? ~画像診断により、美容医療の質をさらに高める~
2019.05.20
患者さまそれぞれの肌に合った治療法を選択して行う『カスタマイズ治療』を提唱していらっしゃる黄 聖琥先生。2017年にはご自身が主催するカスタマイズ治療研究会も立ち上げられた先生に、カスタマイズ治療および画像診断の重要性について語っていただきました。
◆個々に合った治療を組み合わせる『カスタマイズ治療』
肌に対して有効な治療を行うために必要なのが、『カスタマイズ治療』というものです。治療に関して、先生方からよくいただく質問は、「肝斑に対する治療間隔は?」や「有効性が出るには最低何回治療が必要?」など、治療を型にはめたがるものが多くみられます。
しかし実際の治療は、決まりごとがあって、それに沿って行えばうまくいくというわけではありません。肌には個体差がありますので、個々に合った治療を選択して行わなければなりません。
肌の状態を細かく診て、レーザートーニングが必要なのか、内服だけにした方が良いのか、または、2回目以降の治療を違う機械に切り替えたほうが良いのか、など様々な治療を患者さまに合わせて提供する必要があります。このカスタマイズ治療の有効性を、多くの先生方に知っていただきたいと思っております。
◆カスタマイズ治療には欠かせない『画像診断』
カスタマイズ治療を行うのに欠かせないのが、『画像診断』です。客観性のある撮影をすることで、肌の状態を正確に把握でき、必要な治療を選択できます。
型にはめた治療でも50点は取ることができます。しかし、80点、90点の治療を行うのであれば、個別に選択してきめ細かな治療をしなければなりません。さらに問題なのが、医師自身、その治療が50点なのか、80点なのか把握できていない、という状況です。それを判断するためにも、適切な画像診断器を導入することは重要です。客観的な分析をもとに、毎回成果を出せる治療計画を立てていきます。
◆治療に難渋している症例ほどよくなるまで診続ける
自費研カタログ関連商品
自費研カタログ関連商品はありません
Clipを上書きしてもよろしいですか?