『歯科自費診療の羅針盤』連載 「歯科一般診療と歯科アンチエイジング診療をつなぐための歯科自費診療とは」
2018.05.25
歯科医院経営においては、自費と保険のバランスの良さ、疾患診療と美容診療(アンチエイジング診療)のバランスの良さなどがポイントになるが、では美容診療とはどのような位置づけであるべきなのか。今回は、歯科におけるアンチエイジング診療について伺った。
歯科医が実践するアンチエイジング診療は治療が目的
私どものクリニックでは、歯科自費診療として、高濃度ビタミンC点滴、ヒアルロン酸注入、姿勢矯正医療機器など様々なものを導入していますが、これらについてはあくまでも治療の一環であると考えています。
一般的に、一般歯科診療と歯科アンチエイジング診療は全く別のものと認識されているようですが、歯科医が行うアンチエイジングはあくまでも治療を目的としたものであって、一般歯科診療と何ら変わりはありません。例えば、高濃度ビタミンC点滴はアンチエイジングが主目的ではなく、免疫力を上げることで歯周病など感染症を治療することを狙ったものです。
アンチエイジングとは、年齢相応の理想的な健康状態に戻すということ
歯科におけるアンチエイジングとは、”若返る”ことではなく、”年齢相応”の理想的な健康状態に戻すということです。エイジングにより顎関節の形態は変わっており、左右の噛み合わせがずれてきていますので、口の中には今の年齢に調和したものを入れなければなりません。
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