「歯科自費診療の羅針盤」連載 歯科自費診療の可能性『自費研歯科カンファレンス』
2018.02.25
疾患診療と美容診療のバランスを考えた経営で独立開業を目指す歯科医。また、将来的に自費診療の強化を目指す歯科医のために歯科医の経営を安定に導くためのヒントを服部先生に伺う。
歯科の保険は「最低限度」保険診療を行う歯科医が抱える葛藤
医科は保険診療でもきちんとした治療ができますが、歯科の保険診療は極めて末端の治療で「国民が受けるべき最低限度の医療」という原則に則り、行わざるを得ません。
医科領域の「最低限度の治療」と、歯科領域の「最低限度の治療」のレベルが異なることが問題です。歯科医の先生は、身体に害があることを知りながらも口内にメタルを入れるなど、患者様に影響を与える可能性を認識した上でもなお、その治療を行わなければならないのが歯科の保健診療です。
歯年齢の巻き戻しではなくに悪化を食い止めながら理想的な健康状態に戻す
歯科のアンチエイジングは医科のアンチエイジングとは少し異なる点があると思います。多くの患者様は10歳も20歳も若返りたいと思っていらっしゃいます。しかし、アンチエイジング治療というのは、抗老化、つまり「老化に抗う治療」という意味であり、“今の状態をこれ以上悪化させない”ということが最も重要なポイントです。
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