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心療内科の治療も、まずは腸内環境の改善から

心療内科の治療も、まずは腸内環境の改善から

2018.05.29

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近年、注目度の高い「腸内フローラ」と「腸内環境」。とはいえ、数多の腸内細菌の中から腸内細菌やサプリを絞り込み、診療への導入を検討するのは、雲を掴むような話でもある。話題の腸内フローラ、腸内環境改善を自費診療にどのように活用すればよいか、姫野友美先生に話をきいた。

精製された炭水化物や砂糖がもたらすハイリスクな血糖値スパイク

心療内科を受診されている患者さんの中には、血液検査をすると栄養状態の悪い患者さんが大勢います。中でも身体症状と精神症状が併存しているケースでは、機能性低血圧症との比率が高く、当院で1000人弱の糖負荷試験を実施した結果、そのほとんどが機能性低血糖でした。

原因の一つは精製された炭水化物の過剰摂取です。精製された炭水化物を摂取すると。すぐに吸収され、一気に血糖値が上がります。するとインスリンホルモンが分泌され、血糖値が急激に下がり、このとき、眠気や集中力の低下が起こります。すると今度は血糖値を上げるアドレナリンやノンアドレナリンなどのホルモンが分泌され、その結果、自律神経が乱れ、動機や震え、頭痛などの身体症状や不安、抑うつ、イライラ、恐怖感などの精神症状がおこります。
そして低血糖になると、また糖分が欲しくなった結果、血糖値のアップダウンが起きて、症状を繰り返すという悪循環に陥ります。これが血糖値スパイクのリスクです。

もう一つの原因は、超粘膜のバリアが崩壊してスカスカの状態になるリーキーガット症候群(LGS)です。LGSの原因は、糖質の摂りすぎによるカンジダの増殖、ストレスによる腸内細菌叢の乱れ、鎮痛剤や抗生物質の常用、タバコや酒、カフェインなどの摂りすぎです。
LGSが起きると、腸から必要な栄養素が吸収できないので疲労感や頭痛、下痢、気分障害などの不定愁訴の原因となります。
さらに未消化のタンパク質が通り抜け、遅延型食物アレルギーが起きたり、異物が体内に入って抗体産生し、自己免疫疾患につながることもあります。

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