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9価HPVワクチン製造販売承認 再び動き出すワクチン接種積極推奨
2020.07.03
子宮頸がん予防に有効とされるHPV(ヒトパピローマウィルス)ワクチンと、日本での接種率については以前当サイトでも話題にしたが(子宮頸がんは予防できる?なぜHPVワクチン接種率は、上がらないのか)、先月ついに新たなワクチンが厚労省によって承認された。
子宮頸がんの95%以上の原因はHPV感染によるものとされており、その感染経路は性的接触だと考えられている。性交渉経験のある女性の50~80%はHPVに感染していると推測されるが、免疫作用によって2年以内には体外へ排出される。ウィルスが排出されず数十年にかけて持続感染されるケースもあり、それが子宮頸がんの発症につながるのだそうだ。 [公益社団法人日本産科婦人科学会, 2019]
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