「時給高くなるから」無資格勤務の54歳男を逮捕
2019.06.11
偽造した看護師免許を使い、医療補助行為を行っていたとして、千葉県警は6日、鎌倉市の下条康司容疑者(54)を、偽造有印公文書行使と保健師助産師看護師法の疑いで逮捕した。調べに対し、「看護師として派遣されると、時給が高くなるからやった」と供述している。
容疑者は人材派遣会社に、偽の看護師免許証のコピーを提出し、昨年4月から特別養護老人ホームに入職。無資格であるにも関わらず、看護師としてインスリン投与を伴う注射や、採血を行っていた。8月、医薬品の知識が乏しい容疑者を不審に思った同僚看護師が、派遣元に相談した。連絡を受けた会社が容疑者に免許証の原本提出を求めたところ、連絡がとれなくなり、事件が発覚したという。
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