【世界の薄毛治療3選】イギリスで髪を“貯金”できるサービス「ヘアバンク」が開発中!
2019.03.06
再生医療技術の発達により、密かに注目されている薄毛治療業界。最近ではFAGA(Female AGA)という言葉も出るなど、女性にとっても深刻な問題として認知されている。一般には、薄毛治療となると服薬が主流と思われがちだが、海外では様々な治療法が試されているという。
イギリスでは将来のために“髪”を貯金?
貯金ならぬ髪の“貯髪”。そんな技術がイギリスで開発されているという。
イギリスにあるHairClone社は、自身の毛包を健康なうちに取り出し、保管・培養することで、将来髪が薄くなった際に移植できる「ヘアバンク」というサービスを開発している。
従来は、培養した毛包が、その機能をすぐに失ってしまうことが課題であったが、近年の研究で、機能を損なうことなく培養が可能となったという。薄毛が進行する要因としては、真皮乳頭から細胞が失われることで、毛包が小さくなるとされてきたが、そこに健康なうちに培養しておいた真皮乳頭を移植することで頭皮を若返らせ、髪の成長を促すのだという。
このサービス、まだ一般には提供開始はしておらず、HairClone社が想定する価格は、最初の施術に2,500ポンド(約37万円)、その後の保管料として毎年100ポンド(約15,000円)がかかるという。また、その後の移植に係る費用はまだ明かされておらず、総額でどの程度の金額がかかるかはまだ分かっていない。
https://capitalcell.co.uk/campaign/hairclone/
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