まだまだ間に合う！これから始めるアフィリエイト集患

どうやってクリニックに患者を集めるのか…集患問題は多くのクリニック経営者の悩みのひとつではないでしょうか。アフィリエイト広告を活用したクリニック集患に詳しい株式会社アール・ドクターの田村 厚資（こうすけ）さんに、アフィリエイトってなに？メリットは？といった様々な疑問にお答えいただきました。

広告ガイドラインの厳格化、他社競合…ネット広告の難しさ

———インターネット広告の現状についてお聞かせください。
医療広告ガイドラインが非常に厳しくなり、広告を打ち出すことが難しくなっています。たとえばLINEでは医療広告の審査が非常に厳しかったり、検索エンジンの検索連動型広告や、純広告は審査がとおりにくい。FacebookやInstagraｍでは価格訴求やビフォーアフターの訴求をすると、それだけで広告アカウント自体を停止させられてしまう場合もあります。
集患のためにどこに広告を出稿しようか迷っているクリニック経営者が多いなという印象を受けています。リスティング広告やSEO（上位表示）対策など、それぞれに特性やメリットがありますが、膨大な時間と大きな予算が必要なため、現状は広告費を多く割けないというクリニック様には難しいところがあるかもしれません。競合が予算を多く持っている大手である場合が多いんです。

成果報酬型広告“アフィリエイト”とは

———アフィリエイトって…？他の広告手法との違いを教えてください。
アフィリエイトとは、「成果報酬型広告」のことをいいます。

広告主　広告を出稿する
アフィリエイター（メディア）　広告を掲載するサイト運営を行う
ASP（アフィリエイトサービスプロバイダ）　広告主とメディアをつなぐ
ユーザー（サイト訪問者）　広告商品を購入する

アフィリエイトはこの4者によって成り立ちます。
広告に対しての費用が発生するタイミングは「掲載」や「クリック」など様々ですが、アフィリエイトはそのどちらでもなく、広告主が設定した「成果条件を満たした（コンバージョン）」場合に広告費が発生します。広告主がクリニック様だとすれば、患者様の来院もしくは成約でコンバージョンとなるため、初期コストをかけずに始められます。
一送客あたりおおよその費用は施術によって勿論異なりますが1万円～2万円ほど。人気があり市場が盛り上がっているもの、例えば医療脱毛だったりすると少し単価はあがりますが、リスティングよりも安価に送客できるイメージを持っています。仮に送客ができなかった場合にも既にメディア掲載はされているので、無料の認知策と考えていただければ、十分にメリットがあるのではないでしょうか。

———アフィリエイトを始めたい場合、どのような手順を踏めばいいのでしょうか？
広告の出稿には、まずはASPへの案件登録です。ASPに登録しているアフィリエイターたちが出稿されている広告のなかから、自分のメディアに掲載したいものを選び記事になった時点が広告掲載スタートとなるんです。例えるならば、ASPが芸能事務所、アフィリエイターはタレントのようなもの。無数に存在するアフィリエイトメディアひとつひとつに、声掛けや条件交渉を行うのは手間がかかり現実的ではありません。ASPを通じてやれば、その手間なく掲載依頼ができますが、アフィリエイターに選ばれて初めて広告掲載となるわけですから、プロモーションの設計は重要です。