どうすればいいの？コロナの誹謗中傷、風評被害

新型コロナウイルスの感染拡大が続き、噂やデマなどを発端とした飲食店への風評被害や、感染者がでた施設などへの誹謗中傷が広がっています。医療従事者へも同様の風評被害が相次いでいることをうけ、日本医師会が国民へ向けたメッセージ動画を公開しています。

「あのクリニックへ行くとコロナにかかっちゃう」「あの先生コロナに感染しちゃったらしいよ」誹謗中傷するいわれのない書き込みが、SNSなどインターネット上に拡散された場合、どのようにすれば削除できるのでしょうか。

削除請求の相手をはっきりさせる

まずは削除請求をする相手をはっきりとさせましょう。情報発信者（書き込みをした人）、サイトの管理者、サーバーの管理者、このいずれかになるはずです。

情報発信者に関しては発信者情報開示請求手続きの利用で、特定できる可能性もあります。けれど、誹謗中傷をするような人が、こちらの求めにすんなりと応じてくれるのか…微妙なところです。そのような場合にはサイト管理者や、サーバー管理者を相手に削除請求を行うことが現実的でしょう。削除請求の方法3つについて解説していきます。

サイト内のお問い合わせフォームを使った削除請求

サイト管理者に対し、削除依頼を行う方法です。多くのサイトには「違反報告」「管理者宛メールフォーム」などが用意されています。チェックを入れたり必要情報を入力することで、削除依頼ができます。