最新レーザー機器ピコシュアプロを学ぶ！海外医師へ勉強会を開催！

【PR】 レーザー美容機器の世界最大手企業であり、美容医療分野のリーダーとして専門家用美容医療機器および治療法を30年以上に渡って生み出してきたサイノシュアー（Cynosure：本社米国マサチューセッツ州）は、日本のプレステージパートナーであるヒルズグレイスクリニック（神奈川県横浜市青葉区）と協業し、サイノシュアー機器の使用について世界中の医師を教育するための研修プログラムを開始しました。

2024年6月27日（木）に上記研修施設で、院長の奥謙太郎先生（以下奥先生）が海外の医師に向け、「研修所施設と研修内容の紹介」や「進化を続ける最先端レーザー機器や美容医療機器の症例案内およびハンズオン」、また「世界や日本における最新の美容医療の動向」などについて、勉強会を行いました。 今回はそのイベントの様子をご紹介します。

奥謙太郎先生の挨拶

今回、弊院に新たに開設された研修施設で多くの医師が最新技術を学び、それを後世に伝えていける場を作れたことは、私たちにとって大きな喜びです。

私たちが「どのような感覚で、どのような考え方で美容医療を行うか」というのは、今後「美容医療をどのように発展させるか」という点において非常に重要だと考えています。世界トップクラスの美容機器を開発している企業と共に、次世代に技術や知識、そして考え方をつなぎ、美容医療全体を発展させていく機会をいただけたことは、本当に嬉しいことです。

これからも新たな患者様や新たなニーズが出てくるでしょう。それらに対応し、様々な悩みを解決できるよう、医師への教育を続けていきます。

サイノシュアー シニアバイスプレジデント ビビ・テオさんのご挨拶

奥先生は、ワールドクラスの美容医療トレーニング施設を開設し教育を行っていくという素晴らしいビジョンを持っており、私たちもそのビジョンを現実にするために全力を尽くしています。サイノシュアーは、世界有数の医療美容デバイスリーダーとして誇りを持っていますが、どんなに優れた技術があってもそれを使う人々の技術が重要と考えています。

そのため、私たちは美容医療の専門家に対して教育と実践的なトレーニングを提供し続けています。これにより、患者様の拡大するニーズに対応できるよう、常に意識しています。

ヒルズグレイスクリニックのこの施設では、医師の皆様が患者様の様々な要求に応えるために必要な教育と施術方法を学ぶことができます。私たちは、皆様がここで得た知識と技術を活かし、より多くの患者様に最高の美容医療を提供できることを願っています。

新設された研修施設での海外の医師へ説明会の様子

ヒルズグレイスクリニックの新たに開設された研修施設で行われた説明会。クリニックの入口から清潔感と華やかさが伝わってきました。奥にはカフェスペースも設けられており、インドネシア、フィリピン、マレーシアなど、各国からいらっしゃった医師たちのワクワクした表情が見受けられていました。

そして説明会がスタート。まず「どのようにすれば機械を効果的かつ安全に使用し、患者さんに満足のいく結果を提供できるか」という質問から始まり、そしてそのために重要なポイントとする「皮膚の構造」「機器の理論」「臨床理論と実践」を包括的に学べる構成となっていました。

また、2014年に初めて日本に登場したピコシュアと、さらに進化したピコシュアプロの違いについても具体的な例を交えて説明されていました。ピコシュアプロは、ピコシュアに比べてどのように改善され、より患者様に満足いただけるレーザー機器へと進化したのかを伝えられていました。

そして治療においては、現在の技術や機器を使うだけでなく、常に技術を発展させることの重要性が強調されました。医師同士で得られている知見や成果を共有し、それを基にして今後どのように発展させていくかを考えることが大切です。また、海外の医師も積極的に質問を投げかけ、とても有意義な学びの時間となりました。

奥先生のデモンストレーションを交えた勉強会

実際に、ピコシュアプロと同じくサイノシュアーが開発したポテンツァを使用し、2つの機器を組み合わせてモデルの方へのデモンストレーションが行われました。ピコシュアプロはシミへのアプローチを、ポテンツァは肌のコラーゲン生成にアプローチするため、これらを組み合わせることで患者様にどのような効果が得られるのかを、海外の医師に向けて実演しました。

施術中は、周りの医師たちがとても興味深そうに施術に釘付けになって、奥先生は、施術中の一つ一つの動きに対して細かく説明し、多くの医師からの質問に丁寧に答えていました。医師たちは奥先生の技術に対して強い関心を示し、少しも見逃さないように写真を撮影したり、次々と質問を投げかけていました。

医師たちは奥先生の技術や説明に感銘を受け、積極的に学ぼうとする姿勢が見られました。このような機会を通じて、知識と技術がさらに向上し、患者様に対する治療の質も向上することが期待されます。

奥謙太郎先生へのインタビュー

－－－世界の中で、日本において美容医療やレーザー治療は、どのくらい進んでいると考えますか？
治療や美容医療に関して、日本が世界各国に遅れている点はないと考えています。特にレーザー医療に関しては、日本の女性は色白の肌を好む傾向があるので、そのニーズに応えるために私たち医師はどのように肌の治療を行っていくかを常に考えています。

元々レーザー治療はタトゥーを消すために発展しましたが、日本ではこれを応用し、肌の治療に活用しています。レーザー治療を実際に行っていく中でデータを集めながら治療法を構築していくことで非常に高いレベルのレーザー治療を提供できていると考えております。

－－－日本市場において遅れている、または進んでいると感じる部分、レーザー治療を受ける場合で、日本に優位性があるポイントなどがあれば教えてください。
日本の医師は自己裁量で新しい医療機器を輸入できるため、新技術に触れる機会が多く、最新の治療を迅速に取り入れることが可能です。これによって日本は新しい治療、特にシミやアザの治療において非常に優れていると思います。

日本の患者様は非常に繊細な肌を持っています。この繊細な肌に対する治療技術は、日本が誇る大きなアドバンテージです。実際、当院には中国、韓国、シンガポール、アメリカなどの海外からもシミ治療やアザ治療のために多くの患者様がいらっしゃっています。

－－－サイノシュアーの機器の開発段階から、奥先生が携わっていらっしゃると伺っておりますが、開発のタイミングでの奥先生の役割と、顧客ニーズやトレンドはどのように意識されたのでしょうか。日本人向けのニーズである薄いシミを消したいというお悩みに対して、先生が開発時に意識したポイントについても詳しく聞かせていただければと思います。
日本ではシミ治療が大きなニーズです。入れ墨を消すために開発されたレーザー機器をシミ治療に対応するための改良を検討し続け、主に以下の二つの課題を解決する必要がありました。

一つ目は「レーザーの入っていく深さの問題」そして二つ目は「壊そうとするときに周りへの大きな影響が出すぎる問題」これらをクリアするために各国の専門家が集まり、議論と実験を重ね、レーザーのエネルギーを調整しながら、深い部分へのアプローチと周囲への影響を最小限に抑える方法を見つけることができました。

－－－ピコシュアプロについて、特に優れている点をアピールすべき点についても、教えていただけますでしょうか？
ピコシュアプロの優れている点はレーザーが深部までしっかり届き、周囲の組織に無駄なダメージを与えないことも大きな特徴です。レーザー治療では、ターゲットを破壊すること自体は比較的簡単ですが、周囲の組織を傷つけずに行うことは難しいです。ピコシュアプロはこの点において優れており、周囲の肌に負担をかけずに治療を行うことができます。

－－－レーザー治療のトレンドとして、クリニックが力を入れているポイントについてお聞かせいただけますか？
ピコシュアプロを使用する際、元気で健康な肌にレーザーを照射する方が良い結果が得られます。そのため、私たちは肌自体を元気にすることに力を入れています。元気な肌にすることで、レーザー治療の効果が最大限に発揮されるのです。こうしたアプローチにより、患者様一人ひとりに最適な治療を提供しています。

－－－日本におけるレーザー治療の今後の展望についてお聞かせください。
レーザー技術は日々進歩しておりますが、それを使う人がどのような考え方や知識を持って使いこなすかが重要です。そのため、教育が非常に重要となってきます。新しいレーザーや機器が出たからといって、それをただ使うのではなく、「なぜそれが必要なのか、どの状態で使うべきか、誰に使うべきか」を理解し、最適な治療法を考えることが求められます。

また、一つの機器で出せる結果には限界があります。機器の強みを生かし、弱みを補うような組み合わせを考えることで、新たな治療法が生まれていくと考えています。 お肌の健康を維持しつつ、機器や治療の効果を最大限に引き出すことが、今後のレーザー治療においてさらに重要になるでしょう。

今後の美容医療の未来に繋がる貴重な1日

後半では、ヒルズグレイスクリニックで提供されているスキンケアライン「TERASTIE®（テラスティ）」について、形成外科医の美香子先生からのお話がありました。このスキンケアラインは、クリニックで行われている治療の効果をさらに高め、患者様の満足度を向上させるために設計されています。実際にTERASTIE®（テラスティ）を手の甲に試してみたところ、肌がしっとりと潤い、滑らかになるのを実感し、スキンケアラインとしての信頼性を強く感じました。

そして説明会や勉強会も終わりに近づき、海外の医師もとても満足の表情。ヒルズグレイスクリニックの理念である、「美容医療を単なる悩みを解決するための医療の一分野ではなく、美容医療を通じて患者様のQOL（生活の質）を向上させ、幸せな生活を送る手助けをすること」この理念が、今回参加された方々にも深く伝わる時間となりました。

今後も多くの患者様の新たなニーズに対応し続けるために、レーザー機器に対する知識と経験を伝え、美容医療の明るい未来に繋げていくことを楽しみにしています。

このページに関するお問い合わせは自費研事務局までお願いします。
お問い合わせはこちら