
笑顔だけを映す「魔法の鏡」。がん患者の救いになるか?
2017.11.14
笑顔だけを映す「魔法の鏡」。がん患者の救いになるか?|自費研online
笑顔にならないと映らない「魔法の鏡」が話題だ。この「スマイル・ミラー」は、じつはタブレット型デバイス。顔認識ソフトウェアにより、人の笑顔を認識したときだけ鏡のように姿を映し出す仕組みだ。
工業デザイナーのバーク・イルハン氏が、がん患者のQOL改善をテーマとする米スクール・オブ・ビジュアルアーツの修士研究プロジェクト「アップリフト」を通じ、2年半の歳月をかけて開発されたもの。
開発のキッカケになったのは「がんの診断を受けた直後の数日間、鏡に映る自分を見て、身体の中にがん細胞があることを認めることが不気味だった」という元患者の体験談。バーク・イルハン氏は、表情筋を上げて笑顔にすることで、脳も楽しい気分になるのではないかと考え、インタラクティブな鏡を着想した。
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