サイノシュアー・ジャパンにイノベーションを起こし美容医療業界の発展に貢献する

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2022年にサイノシュアー・ジャパンの代表取締役社長に就任された吉川忠志氏。様々な業種を渡り歩いてきた経験を活かし、日本における社内改革に取り組んでいます。サイノシュアー・ジャパンで注力されていること、そして美容医療業界での今後の展望やチャレンジについてお伺いしました。

消費者の「ウォンツ」を捉えビジネスを発展させる

私は長らく外資系企業で働き、多岐にわたる業種でセールスやマーケティング、マネジメントを経験してきました。次のステップとして急成長している業界でチャレンジしたく、2020年から美容医療業界に入り、自身のビジネスパーソンとしての成長を考え、2022年にサイノシュアー社へ参画しました。

美容医療業界は大きく成長していますが、特に伸びているのがレーザーやボトックス注射などの非外科的施術の領域です。直近の日本国内の調査では、過去に美容クリニックの利用経験がある女性は25％で４人に１人しかおらず、まだまだ伸びしろがあります。さらにコアユーザーだった20代～40代から年齢層が広がり、小学高学年から介護備えて脱毛する高齢者まで幅広い需要があります。男性の脱毛やスキンケアへの関心も高まっていますし、日本の質の高い美容医療を求めて海外から旅行者も増えています。

美容医療のユニークな点は、「病気を治すこと」のみが目的ではない点です。病気を治したい欲求は 「ニーズ」ですが、肌を綺麗にしたい欲求は「ウォンツ」と考えます。消費者の「こうなりたい」姿を叶える美容医療は、消費者の「ウォンツ」を捉えることでビジネスを拡大していくことができます。これは、医療系のＢtoＢのビジネス展開だけではなく、消費者向けＢtoＣのビジネス展開にも重なる部分があります。私はこれまでのキャリアで両面を経験してきたので、サイノシュアー社でその強みを活かしながら社内改革に取り組んでいます。

質の高い美容医療を届ける独自の強みを生かした製品

我が社が日本で打ち出しているビジョンは、スローガンでもある「ビューティフルエナジー」です。ビューティフルを全ての人たちにお届けして、全ての人たちを幸福にすること。そのためには美容医療をよりビジネスとして拡大して、多くの人に高品質な美容医療を届ける必要があります。ミッションは、革新的な製品とサービスをより多くのクリニックにお届けして、患者様への施術を通じて皆様の「ウォンツ」に応えていくこと。さらにエンドユーザーである患者様が、ピコレーザーのメニューを指名してクリニックに行くようになるためのアプローチも視野に入れています。するとクリニックも製品を導入しやすくなりますし、クリニックのビジネス向上にも繋がります。