長いおつきあいを築くクリニックを目指して~何よりも優先する患者様との信頼関係~(後編)
2018.12.14
内科専門医としての経験と技術を活かして、美容皮膚科・美容外科医となった藤井クリニックの藤井靖成先生。注入治療の選択、患者さんと信頼関係を築く秘訣について、前編に続き藤井先生にお話しを伺った。
藤井先生のクリニックでは、どのような患者さんが注入治療を選びますか
内科の観点から見ると、加齢による愁訴は更年期から多くなります。「見た目」の加齢による変化に悩んで来院なさるのも、この年代がコアとなっています。いわゆる更年期は、実はアクティブな生活を送っており、やりたい事、やらなければならない事がたくさんある年代であると同時に、いろいろな点で加齢を感じる年代でもあります。そして、経済力もある年代と言えるでしょう。
この年代の悩みである、しわやたるみの治療は、溝を埋めたり引っ張ったりという方法を考える前に、顔全体のボリュームを診るべきだと考えています。加齢によりボリュームが減少すると、頬、目元などの周辺部分に変化が起こり、たるみが目立ってくるのです。このような場合、全体のボリュームを持たせることができると、印象がより若くなり、しわやたるみも改善されます。
適切な注入材により、「底」をしっかり作ることが重要です。製剤はそれぞれに特製がありますので、我々ドクターは患者さん毎に効果を考えて選択することが重要となります。自然な仕上がりを作ることで、多くの患者さんから満足をいただいています。
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