美容医療の新常識へ —Nwithが切り拓く、栄養管理と施術の連携がもたらす未来―

大学時代に管理栄養士の厳しい労働環境を知り、彼らの知識やスキルが十分に社会で活かされていないという問題を解決するために設立された「Nwith」。フィットネス業界をはじめとする多くの分野で成果を上げてきた実績を活かして、美容医療業界への進出背景、管理栄養士と施術の連携による新たな可能性についてお話を伺いました。

Nwithが目指す未来と管理栄養士が活躍できる社会づくり

Q. Nwithのミッションと、会社を立ち上げた背景について教えてください。
ミッションは、「管理栄養士・栄養士がより豊かになる社会を作る」ことです。大学時代、管理栄養士の友人から、国家資格を持ちながらも報酬が低く、労働環境が厳しいといった実態を聞いたことが起業の動機になりました。
世間で健康や美容への関心が高まる中、管理栄養士の知識が社会で十分に活かされていないことにギャップを感じ、この問題を解決しようと考えたのがNwith設立の原動力になりました。

管理栄養士との信頼関係が生み出すパーソナルなサポート

Q.Nwithのサービス特徴と独自の強みを教えていただけますか？
まず、2000名の管理栄養士が在籍していることが大きな特徴です。この大規模なネットワークで、多くの患者様にサービスをお届けすることができます。
さらに担当制のパーソナル栄養指導になるので患者様信頼関係が築きやすく、栄養士のホスピタリティ教育にも力を入れている点も特徴であり、強みです。
「信頼できる人からの提案だから試してみよう」と言ってもらえるサービスを目指しています。

実績としては、全国160施設ほどある大手フィットネスジム、全国117店舗ほどを展開するパーソナルジムや126院を展開する美容クリニックとの連携も行っており、多くの利用者が目標達成に成功し、管理栄養士の指導がその成功に大きく寄与しています。
また、2000名の管理栄養士に対する研修体制にも力を入れ、テキストや動画による座学、メンターがついての実践的なロールプレイング、品質管理部の設置など、サービス品質にもこだわりを持って提供しています。

美容医療への挑戦 ―CHONPS（チョンプス）が広げる栄養指導と施術の新たな可能性―

Q.美容医療業界に進出されたきっかけと、美容業界における「CHONPS」を感じたニーズについて教えてください。
美容医療分野へのきっかけは、パーソナル栄養士サービス「CHONPS」が、フィットネス分野で成功したことが要因です。
また、AIを活用した健康管理アプリを運営している会社との協業で食事指導を可視化し、医療ダイエットプログラムにおいて栄養管理の重要性が再認識できたことも決め手となりました。

施術効果の最大化や、痩身サービスでのリバウンドの予防など、施術プログラムに合わせたサポートは重要です。 また、美容医療では施術と同様に、「食生活や生活習慣の見直し」も多くの患者が抱える課題だと考えています。
実際に医療ダイエットプログラムでは、栄養指導を行ったことで、さまざまな目標体重の達成に寄与したというご意見を多くいただいており、施術との相乗効果も大きいと感じています。

施術効果と信頼関係が深まる、クリニック導入のメリット

Q.管理栄養士との連携は施術や患者との関係性にどのような効果をもたらすのでしょうか？また、美容クリニックがサービスを導入するメリットについて教えていただけますか？
管理栄養士は、施術前後の食事指導を通じて体内環境を整え、施術効果を内側からサポートします。実際に、クリニックのダイエットプログラムに管理栄養士の指導を加えたことで、多くの患者様が目標体重を達成し順調な経過を辿っています。
密なコミュニケーションで信頼関係が深まり、患者様から「〇〇さん（管理栄養士）が言うならやってみよう」と考え、ダイエットプログラムに積極的に取り組むようになりました。

サービスを導入いただくメリットとしては、クリニックは施術効果の最大化を図れることです。栄養指導で、施術後の回復や長期的な効果の維持をサポートできます。また、築いた信頼関係があるからこその患者様のニーズに合わせたサプリメント提案なども可能です。
信頼関係の構築は、リピート率の向上やLTV（ライフタイムバリュー）の増加にもつながるケースもあり、クリニック全体の収益性に良い影響を与えられると考えています。

企業連携で広がる可能性と顧客満足度の向上

Q.Nwithの企業連携について教えてください。特に、ホワイトラベル化やAPI連携について詳しく教えていただけますか？

Nwithは、企業との柔軟な連携を通じてサービスの提供範囲を広げています。ホワイトラベル化^※１やAPI連携^※2に対応しているため、カスタマイズ性も高いのが特徴です。
企業は、Nwithの栄養指導機能を自社ブランドとして活用することで、顧客満足度の向上やサービスの強化につなげられます。
パートナーシップを通じて、双方にとってメリットのある関係を築き、お客様の体験を向上させながら、共にビジネスの成長を目指しています。

※１‐ホワイトラベル化とは
　他社が開発・製造した商品やサービスを自社ブランドの名前で販売すること
※２‐API連携とは
 　APIを利用してアプリケーション間やシステム間でデータや機能を連携し、利用できる機能を拡張すること

未来への展望 ―課題を克服し、さらなる進化を目指す―

Q.Nwithが現在感じている課題は何でしょうか？
課題としては、サービスの基礎を強化し、管理栄養士のプロフェッショナリズムをさらに高めることです。
管理栄養士一人ひとりが、利用者に対してライフスタイルに合わせたサポートを提供することが重要で、そのためにも今後は美容クリニックやフィットネス業界との連携をさらに強化していきます。

Q.最後に、Nwithがこれから目指す未来について教えてください！
Nwithは、クライアント一人ひとりのニーズに合わせた、よりパーソナライズされた栄養指導をお届けしていきます。
患者様のお悩み別に食事方針をプログラム化し、悩みへのカスタマイズ性をより高めることで、効果が見えにくい食生活改善を、より見える形にしていきたいと考えています。

具体的には、DNA検査を活用してその方に最適な食事を提案する、健康管理のさらなるサポートです。
現在、糖尿病専門の団体との提携を通じて、より専門的な栄養指導の提供をする予定もあり、短期的な成果だけでなく、中長期的な視野で健康改善をサポートし、利用者がしっかりと実感できる変化を目指していきたいと思います。

美容医療やフィットネス分野で新しい基準を築きながら、皆様の期待にお応えしたいと思っています。

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