歯科ラジオ 歯科とお金の歴史・3つのターニングポイント presented by日本歯科新聞社×歯科ラジオ Vol.3
2022.01.26
2021年10月16日・17日に開催された「自費研フェスティバル2021」プログラムセミナーにおいて、
日本歯科新聞社:水谷編集長と歯科ラジオ主宰:山本先生が、「歯科とお金の歴史」をテーマにお話されました。
お話頂いたそのままを文字にしたとても貴重な内容を自費研メンバーズの皆様だけに数回に分けて公開させて頂きます。今回はその最終回“Vol.3”をお届けします。
歯科ラジオ 歯科とお金の歴史・3つのターニングポイント
presented by日本歯科新聞社×歯科ラジオ
㈱日本歯科新聞社 月刊『アポロニア21』編集長 水谷 惟紗久 氏
歯学博士 医療法人社団にこにこすまいる 理事長 山本 達也 先生
10月16日(土)・17日(日)開催 自費研フェスティバル2021 において
「デンティスト」が受験しなかったワケ
水谷編集長:
なんか200年経ってもそんなに変わらないのかなと思ったりします。
さて、ここから一つの問題に入ります。今世界中で歯科医師は、医者とほぼ別個に扱われています。たとえば中国は、デンティストじゃなくて口腔医を医者として捉えているんですが、では中国は口腔医学院で医者を育てているのか、もしくは医学部で歯科医師を育てているのかといったらそんなことはないわけです。カリキュラムから組織から全部違うんだけれど、そういうのは何でなんだろうと色々な人から聞かれます。それについてちょっと考えてみたいんですが、この世界で最初の歯科医師国家試験というのは、1860年にイギリスの公立外科協会が国家試験をやったというものです。つまり、これは外科医の資格のあるデンティストが43名いたということですけれど、実は大多数のデンティストは受験しなかったんですね。これは何故なんでしょう?
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