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「オンライン診療」で直面する課題◢◤オペレーションの根本的な改善が成功へのカギ

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2023.10.10

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10月開催の自費研セミナーに向けて、尾崎先生と上田氏のセミナープレ対談が実現!
尾崎先生のクリニックでの取り組みやどのように課題を解決したのか、「march」の活用方法などについて語っていただきました。

集患エリアに縛られない“オンライン診療”という選択

上田遼氏(以下、上田)◢◤ オンライン診療はいつから導入されているのですか?

尾崎功治先生(以下、尾崎)◢◤ クリニック開業当初からオンライン診療を実施しています。
クリニックを開院しても集患エリアが縛られます。オンラインだったら全国に対してアプローチできると考えました。

上田◢◤ 実際にやってみて、直面したトラブルや悩みはありましたか?

尾崎◢◤ オンライン診療を始めても認知課題がありました。既存顧客をオンライン診療に移行してより効率的に運用することも考えられますが、新規顧客開拓の目的が強かったのです。
また、最初にどのツールでやるのか迷いました。さまざまなサービス、それぞれのツールに特徴があり、一長一短がありますし、それぞれ値段も高く、決済金額が上がってどんどんコストが膨れ上がっていくこともありました。

上田◢◤ いろいろ検討された中で、オンライン診療・ヘルスケアD2Cプラットフォーム「march」を導入するに至った理由を教えてください。

尾崎◢◤ オンライン診療と聞くと、よく使われているビデオ会議ツールやチャットツールを思い浮かべる方も多いと思いますが、実際にやってみると、決済や顧客サポートがまとまったものがなくて、オペレーションが煩雑になりがちです。
他院を見ると、決済はマンパワー、クレジットカード決済用URLだけ送り、あとはチャットツールでやりとりをして、結果的にツールのユーザーと顧客の紐付けができずに困ったり、という課題を抱えているとよく耳にします。また配送のことや決済不能になったときなど、患者数が大きくなれば大きくなるほど問題の改善が難しくなります。一方「march」の中にはそれが全部ありました。

上田◢◤ 今の話は本当に多くのクリニックさんから聞きますね。オンライン診療をまずはZoomで始めたけど、患者様100人200人になったときにたちまち破綻。最初からきちんとIT環境を整えておけばよかったという話は多くて。そこは作る側として注力したところです。

尾崎◢◤ オンライン診療をやってみようという先生は多いと思いますが、外科的な施術と比較して単価が安くなることが多いため、いかに効率的に診察を行うかが重要です。環境整備をせずに始めてしまうと、患者様が増えたときに大きな壁にぶち当たり、システムを入れ替えるわけにもいかないし、てんやわんやになってしまうでしょう。

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