
「足し算引き算の極意」~Beautification beyond anti-aging~
2024.03.18
「Cutting Edge ~ Filler Symposium & Live Injection ~」では、8名の先生が登壇します。
KUMIKO CLINIC 院長の下島 久美子先生は、VIDEO injectionに登壇し、『「足し算引き算の極意」~Beautification beyond anti-aging~』という講演を行います。
下島先生は、アラガン社ボトックス・ヒアルロン酸注入指導医としてご活躍中です。
そんな下島先生に、Cutting Edgeで手掛ける施術について聞いてみました。
■Cutting Edge登壇にあたって
「ボーダレスな環境でシェアし合おう」というCutting Edgeの趣旨に共感しました。
製剤それぞれに良し悪しがあって、例えば顔であればこの部位にはこの製剤、この部位にはこの製剤って細かく使い分けてたりすることもありますよね。
そうした所を、フラットな立場でどんどん話していければと思います。
1人の人を美しくさせるために、根本的にどの治療を組み合わせるにしても。
顔というのはボリュームが変化し凹凸ができて崩れていくものなので、「余分なものを減らして足りないものを補う」のをベースとして考えています。
ゴールはそういう余分なものをなくして、足りないものを補って「プラマイゼロのフラットな状態を作る」。
より美しくするためのアドオンの治療を展開していくために、「足し算引き算の極意」というタイトルをつけました。
■注入治療でできること、できないことがある
患者様のニーズとしては、アンチエイジングがベースにあって、それにプラスして注入治療でできるビューティフィケーションや印象改善があげられます。
症例によっては注入治療だけでここまでのことができるけど、症例によっては注入治療でここまでしかできない。
そのできなかったことを何で回収するかと考えたときに、コンビネーション治療が浮かびます。
患者様のご希望をお伺いするのは大前提ではありますが、こちらが適応を見極めて必要な治療をご提案していくことが大切です。
必ずしも患者様のご希望が適応になるわけではないので、「こちらの治療の方が良いです」とお勧めするケースもあります。
メスを使わないでもできることがまずあって、その後に外科的な治療がくる方が自然だと私は考えていますが、「患者さんがどこまでヤル気か」という所も大事ですよね。
ダウンタイムを少なくしたいなら注入ですし、しっかり治したいならオペが選択肢に入る。
寄り添った結果、2つの治療が残っているのだと思います。
■どんなに忙しくても必ず経過を診る
顔面は血管だらけですし、「どの部位も危険」という認識で治療にのぞむべきです。
常に合併症を起こす可能性を意識して欲しいですね。
ヒアルロン酸は、体にいれることで形態を変えながら変化していきます。
「あの時に、あの層にいれた製剤が、どういう風に着地をしているのか」という所まで見ないと、注入は上手にならないんです。
実際に聞くと、診られていない先生も多いみたいですが、クリニックの質を高めるためにも、0円であってもきちんと患者様を診るべきですし、それをしないと注入が上手くならないと思います。
注入治療を手掛けるのであれば、「どんなに忙しくても必ず経過を診る」ことが大切です。
■学会と違った棋譜で講演を行う
ボーダレスな環境で、皆さんと楽しく美容医療をシェアしていければと思います。
楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。
開催概要
◆開催日時:
2024年3月24日(日) 10時~19時50分
※LIVE injection、VIDEO injectionなどのプログラム8本、終了後軽食をともなうGALA PARTYを予定しております。
※途中退席可
◆会場:
東京ポートシティ竹芝 ポートホール
◆主催/運営事務局:
一般社団法人日本顎顔面美容医療協会/自費研株式会社
◆対象者:
医師・歯科医師・研修医・コメディカル
◆参加費用:
医師・歯科医師:50,000円
研修医・コメディカル:20,000円
◆お申込み:
このページに関するお問い合わせは自費研事務局までお願いします。 お問い合わせはこちら
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