第114回日本美容外科学会(JSAS) 2026年5月28日(木)〜5月29日(金)開催 「つなぐ美、ひらく未来 ―Tradition Meets Innovation from Japan」
2026.05.19
第114回日本美容外科学会(JSAS)
2026年5月28日(木)〜5月29日(金)開催
「つなぐ美、ひらく未来 ―Tradition Meets Innovation from Japan」
会長 今泉スキンクリニック院長 今泉明子先生
美容外科に関する研究並びに科学的知識および技術の普及発達と美容外科の学術上の地位の確立を図る目的で設立された日本美容外科学会(JSAS)で、第114回目の学術総会が開催されます。本総会は、今泉スキンクリニック院長 今泉明子先生が大会長となり、5月28日(木)〜5月29日(金)オークラ東京にて開催予定。テーマは、「つなぐ美、ひらく未来 ―Tradition Meets Innovation from Japan」です。大会長を務める今泉先生に、開催にあたっての思いを伺いました。
外科と皮膚科の垣根を取り払いたい
日本美容外科学会(JSAS)の 理事を務めて3年目に入りますが、今回、第114回学術総会の大会長に就任させていただくことになりました。私は皮膚科専門医としてJSASに所属していますがJSASでは、これまで「美容外科学会」という名の通り、外科の先生方が主軸となって会を牽引してくださっていました。ただ、今はもう外科だから、皮膚科だから、といった垣根はなくす時期に来ています。現に海外ではそのような考えは無くなっており、そうした背景を踏まえて、今回はあえて皮膚科医である私が大役を務めることとなりました。これまでと趣向を大きく変えるわけではありませんが、新しい視点の企画も提供したいと思っています。
外科医と皮膚科医の視点の違いを掛け合わせることで、精度の高い治療が生まれる
今回の学会のテーマでメインにしているのが解剖学です。外科医は解剖に強く、皮膚や組織を立体的に捉えることに長けています。
一方で、皮膚科医は、皮膚そのものを面から立体的に考える視点を持っています。
両者は皮膚の捉え方の視点が異なるため、リフトアップの施術一つをとっても、視点が異なり、当然ですが違うアプローチでリフトアップを実施します。手段の違いから結果は同じではありませんが、それぞれにしか成し得ない美しさがあります。ただ、外科医と皮膚科医の異なる視点を融合させることができれば、もっと精度良く満足度の高い治療が生まれるはずです。そのような意味でも、外科と皮膚科の連携がこれからはもっと必要だと考えています。
本学会では、その一環として2日目のライブインジェクションで、第一線で活躍する外科の先生に注入治療をお願いしました。韓国の延世大学と日本のクリニックと会場の3箇所同時中継で行うのですが、外科医が行う鼻のヒアルロン酸注入はなかなか見る機会がないと思いますので、楽しみにしていただきたいです。
共通言語としての解剖
また今後、外科と皮膚科の連携を考えると、お互いの知識や技術をシェアするときに、共通の知識や言語として解剖学がかなり重要になると考えています。ただ現状は、皮膚科の先生や注入治療をメインにやっている先生が話す解剖の知識には違いがありますので、本学会では解剖学の知識をさらに深められるよう、解剖学の先生に登壇していただく予定です。外科、皮膚科ともに共通言語として解剖の知識を深めていただくことで、お互いの技術や知識をシェアするときに、より安全に再現性が高い治療が実現すると思っています。
私自身海外に出て再認識したのですが、日本の美容医療の技術や手技は外科も皮膚科も本当に素晴らしい。オペも注入もデバイス治療もかなり高いレベルにあります。解剖の用語は世界共通ですので、それを元に日本の医療技術をもっと世界に発信してほしいですね。
新しい視点を得られる登壇
美容医療の世界はどんどん進化しています。以前までは高い技術を持っていても他のクリニックに知識や技術を共有することはありませんでした。しかし、今はシェアして意見を交わして、より美容医療の業界全体を良くする方向へ変わりつつあります。若い世代では、それをすでにできている先生が多いと思います。今回の学会では、そのような知識と専門性を身につけた若い先生を積極的にアサインして、座長にも就任してもらいました。もちろん安全性や再現性が担保できている前提ですが、これまで聞いたことのない新しいテーマや海外の学会でしか発表していないような新しい先生の登壇もあります。海外の先生とのコラボレーションも大きな見どころです。重鎮の先生方と若い先生方、そして海外の先生との共演は、より豊かで貴重な学術交流が生み出されると思います。
第114回学術総会を自分なりのゴールを見直す機会にしてほしい
この2日間は本当に貴重な場となります。まだ実現は難しいのですが、全てを保存してライブラリー化できればと考えています。将来的にJSASで教育機関の設立を目指していますので、第114回の総会をそのプロセスの最初の一歩にできたらいいと思います。
本学会に参加していただければ、日本の美容医療のレベルが本当に高いことを改めて実感していただけるでしょう。そのレベルの高い場所で、自分のスキルや知識をどれだけ向上させることができるのか、本学会が今一度医療従事者としての自分の目標を立て直す場となれば、うれしく思います。

第114回日本美容外科学会(JSAS) 会長
医療法人社団青泉会 今泉スキンクリニック 院長
今泉 明子先生
医学博士/日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
1997年 聖マリアンナ医科大学卒業
2001年 日本赤十字医療センター皮膚科勤務
2004年 聖マリアンナ医科大学大学院卒業
ニューヨークワイル・コーネル医科大学皮膚科学教室勤務
2007年 東京ミッドタウン皮膚科形成外科クリニックNoage院長
2018年 六本木今泉スキンクリニック開院
東京ミッドタウン皮膚科形成外科クリニック特別顧問

テーマ:
「つなぐ 美、ひらく 未来 — Tradition Meets Innovation from Japan」
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