【フェムメディカル協会】第一回オンライン学術集会 実施レポート
2025.07.16
フェムメディカル協会 第1回オンライン学術集会
医師のための“真のフェムテック”が始動
専門医によるフェム医療の最新知見を共有
6月24日(火)、フェムメディカル協会による第1回オンライン学術集会が開催されました。
婦人科・泌尿器科・内科の中でも女性医療を得意とする専門医が登壇し、フェムテック市場の拡大とともに臨床現場で問われる「正しい診療・治療の在り方」について、多角的に議論が交わされました。
今回の学術集会は、医師がフェム医療をエビデンスに基づき学び、適切な診療を提供するための基盤=判断の軸を築くことを目的に企画されたものです。
各領域のスペシャリストが語る、性差医療とホルモン治療の“今”
3つのプログラムで構成され、それぞれの専門医が臨床のリアルを交えながら講義を行いました。
婦人科:宮本亜希子先生
宮本先生は、産婦人科での保険診療だけでは女性の「幸せ」に十分寄り添えないと感じ、自由診療を学び美容医療へと活動の場を広げた経緯を紹介。講演では、膣の緩みが単なる筋力低下か、組織損傷かを見極める重要性を強調し、それに応じた骨盤底筋のリハビリや治療選択の違いを丁寧に解説しました。また、処置を急ぐよりも慎重に診断し、必要に応じて他科との連携を図る姿勢が、真に女性のQOL向上に資する医療であると語り、多くの参加医師に新たな視点を与える内容となりました。
泌尿器科:中村りょう子先生
中村先生は、女性骨盤底の診療に長年取り組む中で見えてきた性機能外来の重要性を解説。性交痛や挿入障害など、女性が抱えるデリケートな悩みは見過ごされやすく、受診に至るまで多くの壁があると指摘しました。特に20代30代では妊娠出産経験のない方が多く、心理的背景や筋肉の過緊張が痛みを引き起こすケースが多いと説明。リハビリやホルモン療法を通じて改善を図り、最終的に「痛みなく性生活を営めること」を目標に治療を続ける姿勢が、多くの医師に新たな臨床視点をもたらしました。
内科:前田陽子先生
前田先生は、アンチエイジング医学や機能性医療の観点から、ホルモン補充療法やペプチド療法を女性の健康と美容にどう役立てるかを解説。単に加齢を受け入れるのではなく、ホルモンやペプチドによって細胞レベルから若さを支える取り組みを紹介しました。さらにホルモン療法が肌や体調だけでなく、女性特有の不調やQOL全体の向上に直結するデータも共有。適切な量をオーダーメイドで投与することで、安全性を保ちながら高い満足度を実現する治療の可能性が、多くの参加医師の関心を集めました。
参加医師の声「相談先が見つかった」「患者説明の質が変わる」
といった声が多く寄せられ、学術集会が単なる理論にとどまらず、実際の診療現場や今後の治療提供環境を整える上で役立つ内容だったことがうかがえます。
また、フェムテックを単なる製品販売の延長線で捉えるのではなく、**医療としてのフェムテック=真のフェム医療を現場でどう実践していくか**が重要との意見も多く聞かれました。
フェムメディカル協会は「判断の軸を提供する医療インフラ」に
フェムメディカル協会では、今後もオンラインを通じた学術集会や最新の臨床情報の提供を継続していく予定です。
こうした取り組みを通じ、フェムテックが「女性のQOLを支える医療」として、より現場で適切に活用されていく基盤を築いていきます。
【参加申込】第2回オンライン学術集会 開催決定
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