「菌」の分野から医療に貢献　携帯形微生物観察器『 mil-kin（見る菌）®』

患者への動機づけや行動変容に関して日々試行錯誤している歯科医療従事者は多いのではないでしょうか。携帯形微生物観察器『 mil-kin（見る菌）®』では、チェアサイドで簡単に患者の口腔内細菌を確認することが可能です。「可視化」が与えるインパクトとは。製品開発のきっかけや医療現場での活用法をお伺いしました！

使い方も効果も手軽に。誰でも使える顕微鏡

――「mil-kin（見る菌）®」はどのような製品でしょうか。
「mil-kin（見る菌）®」は携帯型の顕微鏡です。一般的な光学顕微鏡と構造は同じですが、倍率は1000倍、LED光源となっています。接眼レンズを覗くタイプですと患者様にお見せすることが難しいので、スマホの大画面で確認できる仕様になっています。スマホのカメラ機能を使えばすぐに使うことができますので、時間や場所を選ばずに活用できるとご好評いただいております。
プレパラート等を使用しないタイプ（mil-kin Standard-Type）とカバーガラスのみ使用する2種類ご用意しておりますが、歯科医院様をはじめとする医療現場でお使いいただけるのがプレパラートを必要としないカバーガラスタイプ（mil-kin C-Type）です。

――開発に至るきっかけを教えてください。