来る第2波に向けて 新型コロナワクチン実用化への動き
2020.05.28
緊急事態宣言が解除され、徐々に元の生活が戻りつつある日本。しかし世界では、新型コロナの流行はいまだ収束の気配を見せておらず、これから冬が到来する南米ではさらなる感染者の増加が懸念されている。
日本でも第2波、第3波は来るだろうと予想されており、一刻も早いワクチン開発が急がれるものの、通常ワクチンは開発までに5年の歳月を要するとも言われている。蔓延するコロナに対して、1~2年でのワクチン実用化を目指し、世界各国がしのぎを削っている状況だ。
そんな中、中国の製薬会社「康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)」は、開発中のワクチンのヒトに対する効果を確認したと発表。早期のワクチン開発に期待が持たれている。
最初に実用段階のワクチンを開発するのは一体どの国となるのだろうか。今注目が集まっている。
各国のワクチン開発状況
WHOによると5月現在、120を超えるワクチンが世界中から提案されているという。このうち、少なくとも10種類が、実際に人に接種して安全性や効果を確かめる臨床試験を開始している。
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