「政治活動は予防医療アイドルの上級版」夏目亜季さんインタビュー
2019.05.16
予防医療公演家、アイドルとして自費研に登場していただいた夏目亜季さん。
4月の統一地方選挙に出馬し、当選が話題となっています。着実に目標に近づく夏目さんに、当選までの経緯とこれからの活動について語っていただきました。
ご当選おめでとうございます。前回お話を伺った際、「政治に興味がある」と仰っていましたね。
その頃は病状も良くなくて、「選挙どうしようかなあ…」くらいの感じでした。3月に入り、ワンマンライブに向けての体力作りに走っていたら、「なにかやらなきゃ」という気持ちが戻ってきて。3月中旬に出馬を決意しました。公認のお話をいただいた昨年10月から、ずっとお返事を先延ばしにしていたんです。母や父、地元の仲のいい友達に相談すると、みんなから返ってきたのは「どんな党でも、やりたいことがあるのならやってみたら?」という意見でした。私の気持ちもそちらに傾いていたので、これをきっかけに想いを実現させられたらと考えました。
限られた時間での選挙活動でしたが、アイドル活動が活きたと思うことはありますか?
3月17日に決断して、20日に受付のために区役所へ。みなさん1月くらいから準備をするものなので、書類をもらったのは私がいちばん最後でした。23日に控えるワンマンライブと並行して写真やスーツを準備して…と、かなりバタバタでした。27日からやっと選挙活動を始めて、4月14日から選挙運動。なんとか当選しましたが、決断から3週間でというのは、普通はありえないことです。ファンやスタッフの支えがあってのことだと思います。2万枚刷ったチラシのポスティングやポスター貼りも、ファンが手伝ってくれたおかげで街頭に立つ時間を増やすことができました。病気もあって、休息が必要なその間も、私に代わってチラシ配りやPRを続けてくれていたんです。毎日来てくれた方、地方から来てくれた方や、仕事をお休みしてきたという方もいました。普段ライブにはなかなか行けなくて、という方たちにも会えました。こんなに集まってくれるなんて…アイドルや予防医療普及活動をやってきたからこそなのかなと思います。選挙を通じて私を知ってくれる方の層もさらに広くなりました。
アイドル活動、議員活動に加えてSLEの研究協力も始められて、お忙しいですよね。
血液の提供くらいなので平気です。SLEの治療が全然進んでいないと先生から聞いて。もともと検査項目が多くて採血には慣れているので抵抗もないですし、これがSLEの治療に役立つのなら…それくらい大変な病気なんです。アイドル活動と政治活動の両立に関しては、やるべきことは今までとそんなに変わらないと思っています。人前に立ったり、発言に配慮したりしなければいけないという点は全く同じですし、アイドルの上級版、という感覚で、どんどんチャレンジしていくつもりです。やっていくなかでつまずいたら、その都度軌道修正して、経験しながら学んでいきたいです。
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