オプジーボにさらなる副作用 脳機能障害で1人死亡
2019.05.10
がん治療薬『オプジーボ』。その副作用により、患者11人が脳機能障害を発症、うち1人が死亡したとして、9日、厚生労働省は製造元の小野薬品工業に、重大な副作用があると明記するように指導した。
今回確認された副作用は、成長ホルモンや性ホルモンの分泌に関わる脳の下垂体で機能障害が発生するというものである。
小野薬品工業は、薬品の添付文書内、『重要な基本的注意』の項目に、「下垂体機能障害」という文言を追記し、投与中は定期的に下垂体の機能を検査するように求めたという。
オプジーボには当初より様々な副作用が確認されており、最近では、オプジーボから他の治療に切り替えた際に、皮膚などに重い発疹が出る確率が高まる恐れがあるということも分かっている。“夢の薬”と言われるオプジーボ、使用には十分注意が必要だ。
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