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科目不問!すべての医師に来てほしい、第107回日本美容外科学会 ~柿﨑裕彦先生インタビュー~

科目不問!すべての医師に来てほしい、第107回日本美容外科学会 ~柿﨑裕彦先生インタビュー~

2019.02.15

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第107回日本美容外科学会が、4月17日(水)・18日(木)に港区赤坂にあるANAインターコンチネンタルホテル東京にて開催される。
「美容外科とは何か」、「美容外科の社会に対する役割は何か」を、医師の皆様と深く考える絶好の機会とするべく、今回は本学会でLiveサージェリーによるプログラムを担当する、愛知医科大学病院教授の柿崎裕彦先生にお話を伺ってきた。

今回、柿崎先生が担当するプログラム、眼瞼下垂の施術についてどういうものなのか教えてください。

眼瞼下垂に対する施術は、簡単に言ってしまうと、「下がってしまったまぶたを上げる」というものです。しかし、ただ上げるだけでは十分ではなく、きれいなカーブを作ったり、眼球への影響を考える必要があり、多次元的な配慮を要する難しい手術でもあります。
眼の周りは非常に繊細な部位であるため、アプローチには正しい知識や正確な技術が要求されます。これは不用意な瘢痕形成を避け、まぶたと眼球の正常な関係が保たれたまま手術が完遂されなくてはならないという意味で、非常に重要です。先ほど、眼球への配慮、と申し上げましたが、眼球は非常に柔らかいため、術後瘢痕の形成による眼球への圧迫により、視力低下や乱視、異物感など、さまざまなトラブルが起こりえます。我々は1日に2万回もまばたきをしますが、その際、まぶたの存在が意識されますか?術後にまぶたの存在が意識されるような手術は行ってはならないのです。

近年では眼瞼下垂に対する手術をおこなう際に、傷が目立ちにくいからという理由から、まぶたの裏側から行う方法が流行しています。仕上がりが美しいと評価する医師もいらっしゃいますが、一方で、どんなに上手な医師が行っても眼球の表面に傷がつく恐れがあります。

私はこれを非常に危険なことだと考えています。多くの医師は、眼に対する解剖学的・生理学的な知識を十分に習得せずにこの施術に取り組んでいるようにみえます。しかし、何かが起こった際に自分自身でリカバリーできないやり方は危ういと考えます。他科の医師、特に眼科医においては、美容外科手術に全く理解がないため、患者に不用意な発言をすることが多いとも聞きます。また学会発表等、表に出てくる発表は、どうしても成功例ばかりが目立ちます。それだけを見て不慣れな医師が真似してしまうと、取り返しのつかないことになると思います。

今回のプログラムでは、そういったリスクを伴うことなく結果と仕上がりを両立させる施術方法をご紹介したいと考えています。

柿﨑先生自身、後進の教育に力を入れていらっしゃいますが、そこにはどういう想いがあるのでしょうか?

例えば私があと20年現役の医師でいられるとします。1週間に10人の手術を行うとして、1年間で約500人、生涯で救える患者は1万人ということになります。

しかし後進の教育を行い、私のもつ技術や知識を継承してくれる医師が現れれば、格段に多くの人を救うことができます。この意味で、医療にとって教育とは非常に大切なものと考えています。
また、新しい手技を開発したとしても、そのアドバンテージは数年に過ぎません。医学・医療の最前線はほぼ横並びであり、革新的な手技を開発して秘匿していても、しばらくすると他の医師が同様な手技を思い付き、それを始めることはよく経験されることです。それならば、早いうちにその技術を紹介して、良い点、悪い点を他の医師に検証してもらい、さらに有効な手技に改良されるほうが、プライオリティーの点から、また、患者への良質な医療の提供という点からも非常に有意義であると考えます。

実は私は、発展途上国への医療貢献をライフワークとしています。私一人が数日間現地に行ってもできることはしれています。しかし、実際に現地で働く医師を育てることができればそれはその国を救うことにも繋がると信じています。

私の教室では、常に2~3人の外国人医師が眼形成の研修に来ていますが、彼らが正しい知識、正確な技術を身に付けて、母国で常勤の医師として働いてくれること、これこそが私の存在意義であると考えているのです。

後進の教育を第一義に考える。そんな私にとって今回、Liveサージェリーの機会をいただけたことはとても有難いことだと感じています。多忙な先生方にとって、実際の施術を見てもらいながら、技術を学ぶ貴重な場にしたい、そんなことを願っています。

美容外科学会に参加したことのない他科目の医師、これから自費をどんどん導入しよう、とお考えの医師にメッセージはありますか。

顔は人の印象を決定づけます。美容外科では特に、仕上がりの美しさが求められます。同時に顔は、眼や鼻という繊細な組織が集中しているリスクの高い部位でもあり、手術によってそれらの機能を損なうことは避けねばなりません。

適切な処置を適切に行う。
当たり前のことを当たり前にできるために、本プログラムが参加者の皆様の一助になれれば嬉しく思います。眼瞼下垂に対する手術は高齢化社会において、今後ますます必要とされる施術で需要が大きく、一度身につけると、経営上のアドバンテージにもなります。これから美容の世界に踏み込もうと考えている医師の方、特に美的観点の点から、女性の先生には非常に向いている施術だと思います。ぜひ多くの先生方にご参加いただきたいと思います。

【プログラム詳細】http://jsas107.tokyo/program.html
【お申込み方法】 http://jsas107.tokyo/registration.php

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