なぜ乳腺外科医裁判を有罪にしてはいけないのか
2019.01.11
9日、「乳腺外科医裁判」というワードが、突然twitterのトレンド入りをした。
きっかけは一人のMDによる次のようなツイートだ。
乳腺外科医裁判の続報が出ていました。
m3でしか報道されないのでもっと知って欲しい。
これは世の中の外科医誰でも遭遇しうる状況で絶対に有罪にしてはならないと思う。
一番の加害者は杜撰な捜査をした警察だと思います。#拡散希望 pic.twitter.com/YOrdJMNw02— 天才呪術師shu (@shu_anaden) January 8, 2019
ネット上では、さまざまな議論が交わされ、外科医をめぐる裁判の行方を心配する声は、今なお高まりを見せている。
乳腺外科医裁判とは、東京都足立区にある柳原病院で、医師が女性患者に対し、わいせつな行為をしたとして逮捕・起訴された事件をめぐる裁判である。
1月8日に開かれた第13回公判では、検察側は懲役3年を求刑したが、弁護側は無罪を主張。両者の意見は真っ向から対立している。
しかしネット上では、男性医師を擁護する声が多く上がっているのだ。
その日何が起きたのか
事件は2016年5月、同院で乳腺を摘出する手術を受けた女性患者が執刀医師から、術後にわいせつな行為をされた、として警視庁へ訴えたことから始まった。
調べによると、術後、女性は4人部屋の中にあるカーテンで仕切られたベッドの上で、医師から「乳房をもまれたり、しゃぶられたりした」と主張。警察が到着するまで、誰にも胸を触らせず、警察官がガーゼで女性の胸を拭きとったという。
不透明な証拠と術後せん妄
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