
【特集Vol.6】 エンジニアと経営の目線で行うプロダクト開発とDX支援 ~株式会社Wrusty~
2022.09.16
2022年3月に医療業界初の開発不要なノーコードアプリ「Medical Base」をリリースした株式会社Wrusty。機能をカスタマイズするだけでクリニックのオリジナルアプリを作ることが可能です。プロダクトを開発した代表取締役CEOの上田遼氏は、脳波解析の研究やAIロボット開発などをしてきたというエンジニア。起業の経緯やアプリならではの特徴について話を伺いました。
アプリに製品名のクレジットが出ないのは、クリニック様のブランドイメージを大切にしたいから
上遠野弘昭(以下、上遠野):
まずは上田さんのバックグラウンドと、「Medical Base」を開発したきっかけを教えてください。
上田遼氏(以下、上田):
私はずっとエンジニアをしてきました。両親がエンジニアだったこともあり、小学校低学年の頃からおもちゃがパソコンという感じでした。大学で物理学を専攻した後スタンフォード大学研究室で脳波解析を学び、その後アメリカのスタートアップで創業メンバーとして会社を立ち上げAIロボット開発をしたり、別のスタートアップでメタバースを開発したりしていたのですが、新型コロナがきっかけで日本に戻ってきました。
私はエンジニアとしてスタートアップなどで泥臭く活動を続けてきたので、基本的にどんなプロダクトでも作れます。ですから、「こういうサービスを作ってほしい」と知り合いに相談されることがよくあります。スタンフォード大学で医療と出会い先進医療に貢献したいと考えていたので、お断りさせていただくことも多かったのですが、タイミングよく自費診療を行う医師の知り合いや企業さんからサービスを作りたいという話をいただきました。それがきっかけで、「Medical Base」の開発につながったという感じですね。
上遠野:
美容医療にフォーカスしているわけではないということですか。
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