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【クリニック人材採用マニュアル①】もう失敗しない!採用活動に必要な業界基礎知識
2020.08.13
何事も最初が肝心です。無計画に求人広告をだしたり、紹介会社に依頼をしていては、思っていたような人材に出会うことはむずかしいでしょう。まずは業界の状況を把握して、計画的な採用活動に活かしましょう。
手段は二の次! まず、準備すべきこと
欧米と比較し、医療従事者の人手不足が長らく叫ばれている日本。
厚生労働省発表の衛生行政報告例によると、平成30年度末の看護師の数は、121万8,606人、歯科衛生士の数は13万2,629人。平成28年と比べると、それぞれ6万9,209人(6.0%)、8,798人(7.1%)増加しており、労働力が減少しているわけではないのです。就労数が右肩上がりなのに、人員が足りないとは一体どういうことなのでしょうか。
常態化する人員不足は、少子高齢化社会の到来により急増する医療ニーズの高まりや、低いとは言えない離職率が大きな要因であると考えられます。慢性的な人員不足は個々の業務負担を大きくし、その負担が離職原因につながる、といった悪循環が起きてしまうのです。
こうした雇用環境の中で、看護師・衛生士は「より良い職場」を求めて「能動的に転職」を行っています。医業経営において良い人材獲得のためには、「一般職よりも確保が困難な人材を集めなければならない」つまり、「雇用する側の努力がより求められる」という前提をまず理解すべきです。「良い環境を求めている人材」に「ここに転職したい」と思わせる仕事を用意して初めて採用計画はスタートすると考えましょう。
給与だけじゃない!医療従事者が職場に求めることを理解する
思うように人が集まらなかったとき、つい「給与水準をもっと高くしなければならないのか…」と思いがちです。しかし、求職者が求めているものは決して高給与のみではありません。
「人材が辞めない環境」を整備しておかなければ、せっかく入職しても早期に離職してしまうおそれがあります。
どうして看護師・歯科衛生士が退職してしまうのか。データを見ていきましょう。
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