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『妊活休暇から企業型保育園まで 働きやすい職場を目指して』医療法人有友会 歯科医師・中村ひろえ先生
2020.06.09
クリニックが成長するためには、優秀な人材が不可欠です。しかし、なかなか人材が定着しないことに頭を悩ませる経営者は数知れず…。一体どうすれば優秀な人材を確保することができるのでしょうか?
100人を超える従業員を有する医療法人有友会の理事であり、歯科医師の中村ひろえ先生に、働きやすい職場作りのコツや人材を定着させるために行っていることを教えていただきました。
大事なのは技術や経験ではなく“熱意”
———人材を採用するうえでポイントとしているところはどこでしょうか?
人材を採用するにあたって、最も重要視しているのは、“仕事に対して熱意を持てる人かどうか”です。
患者様に満足していただくためには、きちんとした治療を提供することはもちろんですが、スタッフの対応が良かったかどうか、良いサービスが受けられたかどうかが、大きく影響します。とはいえやるべきことは、明るく挨拶をしたり、患者様のことを考えて行動したり、前向きに仕事に取り組んだり、といった当たり前のことでいいのです。
当法人は、『すべての人に喜んでもらえる生き方をする』という理念のもとに経営を行っています。そこに共感してくれて、同じ方向を向いて働くことができそうだと思えば、技術や経験は問わずに採用するようにしています。
仕事に対して熱意が持てる方であれば、患者様のことを常に考えて行動できます。そういう方なら、経験がなくてもきっとすぐに成長することができると考えています。
妊活休暇から企業型保育園まで 充実の福利厚生
———最近では“休暇制度”が充実している職場を求める方が増えていますが、休暇制度に力を入れていたりはしますか?
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