
歯科医師が義歯患者!? 体験したからこそわかる総義歯治療の「勘所」とは
2020.12.18
「総義歯仕事人」として日本の総義歯治療の中心を担う村岡秀明先生。臨床の傍らご自身の健康な歯を抜去し、各種の義歯を製作し装着するという驚きの研究を行っている理由や、総義歯治療で重視すべきポイントなどをお伺いしました!
自らの身をもって義歯を体験し、患者さまに寄り添う治療を提供
――ご自身も義歯を入れていらっしゃるとお伺いしました。
やはり自分自身で義歯を装着しないことには、使用したときの噛み方、装着感、痛みなどを理解できないと思ったからです。
私は研究のために、65歳頃から自分の健康な歯を抜去して義歯を入れるようになりました。
私は若い頃から総義歯が大好きでした。勉強会があれば昼夜問わず参加し、あらゆる先生の元で学んできました。私の口腔内もあと少しで総義歯になりますが、楽しみで仕方ありません(笑)。
身をもって体験しないとわからないことはたくさんあります。もし仮に私が義足の職人であったら、自分の足を犠牲にしていたでしょう。合わない義歯がどのように不便なのか、そういったことも自分で体験しているので、患者さまに寄り添った治療ができると考えております。TVでも取り上げていただいたこともありますので、よろしければ過去の放送をご覧になってください。
先生ご自身で製作・装着された義歯の数々
高齢化社会で高まる義歯のニーズ
――なぜ先生は義歯治療に専念されていらっしゃるのでしょうか。
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