ミーティングで高めるチーム力ー「角流」仕組みづくりのコツー
2020.11.10
発売後すぐに歯科専門書籍販売ランキング1位を獲得した「最強の歯科ミーティングバイブル」。独特のワークと心をつかむトークで瞬く間に年間のセミナー数は100件を超え、いま人気急上昇中の歯科医師角祥太郎先生。出版のご経緯や今後の歯科業界へのお考えなどを伺いました。
現場で体感「ミーティングに一番伸びしろがある」
――この本を執筆しようと思ったきっかけを教えてください。
ミーティングにこそ一番可能性があると気づいたからです。この本は短時間でミーティングを行うことに対するメリットなどが書かれたルールブックです。私は現在診療の傍ら年間100本以上のセミナーで現地の歯科医院をまわり、それ以前にも医療法人の副理事長及び総院長として200人以上のスタッフマネジメントを行ってきました。
そこで体感したのは「ミーティングにこそ一番伸びしろがある」ということです。
本来、ミーティングとは「業務」を効率化させることや、働きやすくすることを皆で話し合って試行錯誤していく場です。それこそが「仕事」であり、承認欲求や自己開示の場であると考えています。
ですが、実際のミーティングはどうでしょうか。院長だけが発言し、スタッフは下を向いてしまう、という事態になりがちなのではないでしょうか。
――なぜ「いま」ミーティングなのでしょう。
現代社会は非常に流動性が高く、正解のない世界に突入しているからです。極端に言うと、昨日までの常識が今日は非常識になってしまう。コロナ禍ということもあり、より柔軟に対応していかなければならない状況になってしまった。虫歯が溢れ、治療中心の時代であればミーティングは必要なかったでしょう。ですが、全世界が予防に注目し、今までにないくらい健康意識が高まっている現代において、院長だけの考えではいよいよ正解を導き出せないと感じたからです。
ミーティングは単なる挨拶や業務確認の場ではありません。仕事を減らすための課題発見の場であり、それに対する試行錯誤の案が出せるか、の作戦会議だと考えます。
働くための知識を共有し、仕組みを作るためのミーティング
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