抗加齢医学で注目されるKlotho──美容医療への応用に期待高まる
2026.08.04
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第26回日本抗加齢医学会総会では、「Klotho(クロトー)」をテーマとした講演が大きな注目を集めました。
Klothoは、1997年に京都大学の鍋島陽一先生らによって発見された長寿関連タンパク質であり、老化や寿命との関連について世界中で研究が進められています。近年では腎臓や脳、代謝、心血管領域だけでなく、皮膚との関わりについても基礎研究が蓄積されており、抗加齢医学分野における重要な研究テーマの一つとして位置付けられています。
今回の学会でも、初日に行われた鍋島先生の招待講演では、Klotho研究の歩みや現在の研究動向、今後の可能性について紹介され、多くの医師・研究者が耳を傾けました。発見から約30年が経過した現在も研究は発展を続けており、抗加齢医学領域において注目度の高いテーマであることが改めて示される機会となりました。
Klotho研究を美容医療へ──ランチョンセミナーで紹介された新たな取り組み
こうした学術的な流れを受け、株式会社レカルカは第26回日本抗加齢医学会総会においてランチョンセミナーを共催しました。
座長は近畿大学アンチエイジングセンター 山田秀和先生が務め、一般社団法人克己会 N2クリニック ホテル椿山荘東京院の野村紘史先生が登壇。「ロンジェビティプロテインKlothoの皮膚応用」をテーマに、Klotho研究の背景から皮膚領域への応用に関する基礎的な知見、さらに施設での観察結果まで、多角的な内容が紹介されました。
講演では、Klothoが皮膚の萎縮や毛包、真皮・表皮との関連を示唆する基礎研究について触れられたほか、線維芽細胞や角化細胞、創傷治癒など皮膚領域に関するこれまでの研究報告も紹介されました。
今回の講演で野村先生が紹介したのは、Klotho研究を美容医療へ応用する取り組みの一つとして開発された「KLOSOME®」でした。野村先生は、KLOSOME®について、Klothoを多く分泌するヒト由来幹細胞を培養し、その培養上清中に含まれるKlothoタンパク質やエクソソームなどを活用した製品であることを説明しました。また、製造を担う韓国のバイオテクノロジー企業EHL Bioにおける品質管理体制や、日本国内で実施された第三者機関による安全性確認についても紹介されました。
さらに、Klothoを活用するさまざまな研究開発の動向にも触れながら、天然型Klothoを活用した製品としての特徴や、現在の研究状況についても解説が行われました。講演後半では、N2クリニックで実施された施設内での観察結果についても紹介されました。マイクロニードリングを併用した導入後の経過について肌解析機器を用いて観察した結果や、現在も複数回使用や毛髪領域への応用などについて継続した検証が進められていることが報告され、今後のさらなるデータ蓄積への期待が示されました。
学会展示ブースでKLOSOME®を初披露―次の挑戦へ
今回の学会では、講演だけでなく、レカルカ社の展示ブースにおいてKLOSOME®が初めて展示されました。セミナー後には多くの来場者が足を止め、KLOSOME®への関心の高さがうかがえました。
近年、美容医療では、製品そのものだけでなく、その背景にある研究やエビデンス、予防医療・抗加齢医学との接点にも注目が集まっています。レカルカ社では、今回初披露したKLOSOME®をはじめ、この領域での取り組みを今後さらに進めていく予定です。詳細については、後日公開予定の梅田代表・鈴村専務インタビューで詳しくお届けします。

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