【後編】明日の変化だけでなく、5年後、10年後へ――レカルカが描く美容医療の未来
2026.08.19
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株式会社レカルカが、スキンケアブランドの枠を超えて新たな領域へ挑戦するなかで出会ったKLOSOME®(クロソーム)。
KLOSOME®が目指すのは、シミやシワなど、特定の悩みに一つずつ対応することだけではありません。患者様の5年後、10年後を見据え、長期的に美しさを支えるという新しい美容の考え方です。
KLOSOME®が掲げる「Anti-Aging Messenger(アンチエイジングメッセンジャー」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。 また、これからの美容医療はどのように変化し、同社はその先にどのような未来を描いているのでしょうか。代表取締役CEOの梅田延稔氏と専務取締役COOの鈴村優太氏に、KLOSOME®がもたらす可能性と、同社が見据える次の10年について伺いました。
明日の変化だけでなく、5年後、10年後の肌へ
――Anti-Aging Messengerは、具体的にはどのように理解するとよいのでしょうか。
梅田氏:KLOSOME®は、注入製剤や既存のスキンブースターと比較されることがあります。しかし、「短期的にどの効果が最も現れるのか」と問われると、説明が難しい部分があります。実際に見られる変化は一様ではなく、その方が抱えている悩みや肌の状態によって異なる可能性があります。
また、同じ方であっても、その時々の状態によって感じ方が異なることも考えられます。 アンチエイジングには、シミ、シワ、肌の質感など、さまざまな評価軸があります。特定の悩みだけを改善したい場合には、それに特化した選択肢がすでに存在します。
一方、私たちがKLOSOME®を通じて提供したいのは、今すぐの変化だけを追いかけるのではなく、5年後、10年後の自分の肌に対して、今から取り組むという新しい美容の考え方です。 現在行っている美容医療と並行しながら、より長期的な未来に目を向ける方に、新しい選択肢を提示したいと考えています。そのため、あえて既存のスキンブースターというカテゴリーに当てはめるのではなく、「Anti-Aging Messenger」という新しいカテゴリーを打ち出しました。新しい考え方を定着させるには、時間も労力も必要です。それでも、この概念を美容医療業界に根づかせ、私たちがそのパイオニアとなることに挑戦したいと思っています。
鈴村氏:明日や1カ月後の変化を目的とする美容医療も、もちろん重要です。Anti-Aging Messengerは、それとは異なり、将来も長く、美しく、健康であり続けるための先を見据えた美容、と捉えると分かりやすいかもしれません。
一方で、時間軸が長いからこそ、その価値を正しく伝えることには難しさがあります。 短期的な施術と単純に比較して優劣を競うのではなく、そもそも目的が異なる新しい概念として提示する必要があります。この考え方が定着すれば、美容医療が患者様に提供できる価値や選択肢も、今よりさらに広がっていくのではないでしょうか。そこに、私たちが取り組む意義があると考えています。

「外見を整える美容」から、長期的な変化を支える美容へ
――今後、美容医療はどのように変化していくと考えていますか。
鈴村氏:美容医療が普及し、価格面でも選択しやすくなったことで、さまざまな施術が一般の方にとって身近になりました。その次に求められるのは、一時的に肌表面を整えることだけではなく、長期的にきれいな状態を保つことや、美しさを通じて人生の質を高めることではないかと考えています。
これまでの美容医療では、患者様が「シミが気になる」「シワを改善したい」と、明確な悩みを持って来院するケースが中心でした。しかし今後は、「特定の悩みを治したいわけではないけれど、肌を良くしたい」「何が悪いのか分からないけれど、きれいになりたい」といった、より包括的なニーズが増えていく可能性があります。そのような患者様に対して、クリニックと患者様が一緒に長期的な変化を見ながら、美しくなる経験を積み重ねていく。KLOSOME®は、そのような美容医療のあり方を支える一つの選択肢になり得ると考えています。
梅田氏:KLOSOME®は、何か一つの悩みに対する魔法のようなものではありません。継続的に取り組み、その価値に共感していただくことで、5年後、10年後の違いにつながっていくことを目指すものです。
日本では、現在の悩みに対応する治療と比べて、将来の変化に備える予防的な考え方は、まだ十分に定着していない部分があります。 だからこそ、医療機関の先生方と連携しながら、どのような価値を持つものなのか、どういった考え方で取り入れるものなのかを正しく伝えていく必要があります。
まずは考え方に深く共感してくださる先生方やクリニックと協力し、患者様に丁寧に届けていきたいと考えています。一般の方に対しても、SNSやメディア、オフラインイベントなどを通じて、KLOSOME®の考え方や研究背景、期待される役割を積極的に発信していく予定です。

新しさだけではなく、信頼できるエビデンスを
――5年後、10年後、レカルカは美容医療業界でどのような会社になっていたいですか。
梅田氏:当社が医療機関向けの製品を本格的に展開し始めてからは、まだ数年です。美容医療業界では、私たちは新しい企業の一つだと認識しています。
まずは、業界の中で知らない方がいないブランドになることを目指しています。 ただし、単純に知名度を高めたいということではありません。医療従事者や患者様から、「レカルカはいつも新しい情報や選択肢を提供してくれる」「レカルカが取り組むものなら、一度話を聞いてみたい」と思っていただける会社になりたいと考えています。新しいことを提案する企業は、時に警戒されることもあります。だからこそ、研究やエビデンスのバックグラウンドを持ち、安心して一緒に挑戦できる存在であることが重要です。
レカルカが始めるのであれば、自分たちも一緒に挑戦してみよう。そう思っていただけるような信頼を築きながら、美容医療業界をリードしていきたいですね。
鈴村氏:美容医療業界においては、挑戦する姿勢と同時に、信頼性が非常に重要です。ものづくりの品質やエビデンスはもちろん、患者様から見ても「この会社が提供するものなら安心できる」と感じられる存在でなければなりません。
私たちも、単に面白いから、新しいからという理由だけで事業化しているわけではありません。KLOSOME®においても、大学や製薬メーカーをはじめ、信頼できるパートナーとともに取り組み、一定の品質や研究背景を確認したうえで展開しています。新しいことへ果敢に挑戦しながら、その一つひとつに確かな信頼性を伴わせる。会社としても、それぞれのブランドとしても、そのような評価を得られる存在になりたいと思っています。
レカルカが描く、次の10年
――今後、会社として挑戦していきたい領域やテーマを教えてください。
梅田氏:大きく二つあります。 一つは、株式会社レカルカとしての事業領域を広げることです。
当社の企業理念で最も重視しているのは、「美しくなる経験」という言葉です。あえて化粧品だけに限定していないのは、製品やサービスを通じて、多くの方に美しくなる経験を届けたいと考えているからです。今後は化粧品に限らず、当社の強みを生かしながら、さまざまな事業領域に挑戦する可能性があります。すべての方に美しくなる経験を積んでいただけるものであれば、その形は、プロダクトだけでなくてもよいと思っています。
もう一つは、医療機関向けブランドであるDREXを、独立したブランドとしてさらに成長させることです。現在は「レカルカの医療機関専売製品」という認識が中心ですが、将来的にはDREXという名前自体が美容医療業界で広く知られ、後から「レカルカが展開していたブランドだったのか」と気づかれるほどの存在にしたいと考えています。KLOSOME®についてもブランドは異なりますが、目指す考え方は共通しています。単に肌の状態を良くするだけではなく、使っていただく方の「美しくなる経験」に寄与するプロダクトとして、DREXとKLOSOME®の双方を広げていきたいと思います。
鈴村氏:短期的には、DREXをレカルカから独立した一つのブランドとして、美容医療業界にしっかりと定着させることが目標です。
将来的には、DREXが国内の美容医療業界で、何らかの変化を起こせるほどの存在になってほしいと考えています。KLOSOME®についても、美容医療業界の価値観を変え得る新しい取り組みとして、丁寧に提唱していきたいと思っています。 また、私たちが企業理念を「化粧品を提供すること」ではなく、「美しくなる経験」としたのは、設立当初から、化粧品だけに限定しない未来を考えていたからです。
KLOSOME®への挑戦をきっかけに、今後は健康長寿やウェルネス、睡眠など、人が美しく、健康に、長く生きることにつながる領域へ広がっていく可能性もあります。化粧品は、私たちがその未来を実現するための一つの方法です。そこから新しい選択肢を生み出し、美容と健康の可能性を広げていきたいと考えています。

スキンケアの先にある、美容医療の未来をつくる
今回のインタビューを通して見えてきたのは、レカルカが単に新しい製品を展開しようとしているのではなく、「美容医療が提供できる価値そのもの」を広げようとしている姿でした。 特定の悩みに一つずつ対応する美容から、患者様の5年後、10年後を見据え、長期的に美しさを支える美容へ。KLOSOME®の導入は、レカルカが描く未来を実現するための挑戦の一つです。その根底にあるのは、新しさだけを追い求める姿勢ではありません。 確かな研究背景や品質への信頼を大切にしながら、医療従事者とともに新しい価値を育て、患者様へ正しく届けていくこと。「美しくなる経験で、未来を変える」という理念のもと、スキンケアブランドの枠を超えようとするレカルカの挑戦は、これからの美容医療のあり方にも、新たな選択肢を提示していくのではないでしょうか。
KLOSOME® 8/22(土) Injections&Beauty Medical Cosmetics@SHIBUYA FUKURAS(東京)
KLOSOME® 9/1(火) KLOSOME® Webinar@オンライン開催
KLOSOME® 9/12(土)9/13(日) AMWC Japan@ザ・プリンスパークタワー東京(東京)
KLOSOME® 10/3(土)10/4(日) 第4回日本美容医師会@ヒカリエホール(東京)
DREX 10/9(金)10/10(土) 自費研フェスティバル2026@五反田TOCビル(東京)
DREX 10/24(土) 新製品ローンチセミナー@ONE FUKUOKA HOTEL 6階 THE BALLROOM(福岡)
DREX 10/25(日) EDEN Festival 2026@品川インターシティホール(東京)
DREX 11/5(木)11/6(金) 第49 回日本美容外科学会総会@琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ(沖縄)
DREX 11/6(金)~11/8(日) 第71回日本口腔外科学会総会・学術大会@幕張メッセ(千葉)
DREX 11/8(日) PMU Expo 2026@新都市ホール(横浜)
DREX 12/13(日) LekarkaCampusforMedical(名称変更予定)@未定
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