ブースター治療で叶える、肌の土壌改善
2026.06.05
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かつてないほど身近な存在となった美容医療。治療の可能性が広がるなか、美容医療に求められるのは、形を変えることから、肌そのものの質を高めることへ変化しつつあります。内側からにじみ出るようなナチュラルな美しさが重視される現在、改めて注目を集めているのがスキンブースター治療です。今回は自然な変化を叶える製剤選びのポイントとスキンブースター治療がもたらす可能性について、サマンサクリニック院長、貞政裕子先生、そして患者さんのお話を交えながら紹介します。
スキンブースター治療、今注目は次世代肌質改善製剤
サマンサクリニックに来院される患者さんは、スポットのシミ取りなど、1回で完結する治療を希望して訪れることが多いといいます。しかし、診療を通して肌状態への理解を深めるうちに、次第にほかの治療にも関心を持つように変わっていくそう。 「気になっていたシミを取ったら、今度はお肌全体を均一に活き活きさせたいと患者さん自身も思うようです。そのような場合にスキンブースター治療をお勧めすることが多いですね。」 スキンブースターは、美容成分を真皮層まで直接届ける注入治療ですが、その製剤には複数の種類があり、目的や悩みによって適した製剤は異なります。貞政先生が現在好んで使用している製剤は、経皮的に浸透させた水分と栄養分を真皮層で保持する新しい次世代肌質改善の成分です。 「新しい製剤を使い始めて2年近くになります。これまで他の製剤も使ってきましたが、以前使用していた製剤は2週間おきや3週間おきの施術を繰り返す必要がありました。皆さんお忙しいですし、定期的に来院するのは時間的にも費用の面でもなかなか難しい。そのため注入治療を提案しても一方通行になりがちでした。その点、新しい製剤は1回でも効果を実感しやすいですし、気に入れば3ヶ月後に追加施術を受けることも可能です。まずは1回という気軽さが受け入れてもらいやすいと思います。」
違和感なく、印象は少しキレイに
また、有効成分を直接真皮層に届ける分、即効性も望めるとのことで、注射直後から毛穴が小さくなり、24時間経過する頃には引き上がる感覚を実感できる人が多い。その効果は3ヶ月ほど継続することも期待できます。貞政先生は、効果を明確に捉えるために、注入前と注入1ヶ月後にVISIAで撮影を行い、画像を比較。患者さんと一緒に変化を確認することで、患者さん自身の満足度も上がると言います。 「次世代肌質改善の製剤を注入した1ヶ月後は、メラニンが薄くなった、小ジワが改善している、毛穴が引きしまったなどの変化をほとんどの場合ではっきりと確認できます。肌ツヤが良くなりますし、直接額に注入していないにもかかわらず、肌全体の活性化によって、額のシワの改善が見られることも少なくありません。違和感のない、ごく自然な変化を実感しています。」 この治療は、肌質の向上を目的とする治療のため、別人のような劇的な変化や、糸リフトのような物理的な引き上げを得るものではありません。一方で、以前より少しキレイになったと実感できる自然な変化こそが、支持される理由になっているようです。

肌ツヤを改善するから素顔に自信が出る
実際に注入治療を受けた患者さんは、肌の満足度が上がるだけでなく、メイク時間が短縮する効果についても語ってくれました。 「年齢を重ねて小ジワにファンデーションがたまるなど、ファンデーション選びに苦労していました。しかし注入治療を受けて以降、次第にファンデーションが必要なくなるようになって、今は日焼け止めだけ塗っています。ファンデーションをやめたら、ハイライトもいりませんし、かなりメイクが簡単になりました。」 施術時間に関しても短く、ビタミンやペプチドが含まれたトリートメントマスクを10分ほどのせたのちに、注射器で注入。注入時間時間は10分程度、トータルで30分もかからずに治療は終了します。

重視したのは安全性の担保
「注入時に圧がかかりにくいよう、真皮直下に注入して注射の痛みを抑えるようにしています。無痛というわけにはいきませんが、施術時間も短いので、少し我慢していただいているうちに終わると思います。ダウンタイムも短く、すぐに日常生活に戻れますし、いろいろな意味で負担は許容範囲ではないでしょうか。」 と先生。自然な効果が望め、施術時間とダウンタイムが短い、1回から始められると、多数のメリットがある次世代肌質改善注入。しかし貞政先生が治療を導入した理由は、製剤の安全性が理由だったそうです。 「新しい治療を導入する際は、必ず安全性が担保されているか、実績があるかを重視しています。新しい次世代肌質改善製剤は、太い血管のある領域を避けた10ポイントに注入するため血管塞栓のリスクも少なく、しこりになるような製剤でもありません。導入したときは日本での実績はこれからでしたが、ヨーロッパではすでに多くの実績があったことも導入の決め手になりました。」 また、注射を打つ手間においても、特別な工程が必要ないことも、リスクを低減できる強みになっていると語りました。
肌のベースを整え、活性化を望める、肌の土壌改善的な治療
近年、スキンブースター治療は広く普及しています。スキンブースター治療単体で受ける患者さんだけでなく、他の治療の合間や仕上げ、調整として利用する患者も増加しています。貞政先生は、次世代の製剤について、肌のベースを整え活性化させる効果が期待できるため、幅広い症状に対応でき、併用治療を受ければ治療の相乗効果にもつながるのではないかと期待します。 「新しい製剤は、肌の土壌改善の役割があると思っています。美容医療をすでによく受けているような患者さんの中では、メンテナンスを続けているけれど毛穴が気になる方や、他院でニキビ治療を受けていて、悪化する方もいます。そのような治療経過にお悩みの患者さんにもお勧めしています。肌を活性化して鎮静作用も望めますので、治療の合間に受ける方法は有用だと思っています。」 と説明。施術を継続している患者さんも 「私は、沖縄旅行の前に、肌管理や予防の意味で受けました。さまざまな場面で取り入れやすく頼りになると感じています。」 と、話してくれました。また、サマンサクリニックで、次世代製剤の単体での効果のデータを取ったところ、肝斑に対しても効果の証明ができたそうです。肝斑治療において、最初の選択肢にはしないものの、他の治療との併用することで良好な結果がでる可能性についても示唆しました。

肌の変化は、表情や笑顔まで変える
貞政先生にとって最も大切にしていることは、患者さんに喜んでもらうことだと語ります。 「患者さんの中には、最初はマスクにメガネ姿で来院されていたのに、次世代製剤を使った注射治療以降、お顔の露出が増えていくこともあります。無口だった患者さんが、自然とご自身のお話もしてくださるようになるなど、肌質が明るく輝くだけでなく、皆さん表情そのものが明るくなるのを実感します。1回来ておしまいというつもりだった患者さんが続けて通い、そのことが美につながる。そのようなうれしい変化がやりがいになります。」 いい結果を出し、喜んでもらうためには、クリニックだけ、患者さんだけがよければいいのではなく、クリニックも患者さんも、そして業者さんやスタッフも含め、関わる人すべてが幸せになる医療をめざす、そんな先生の考え方は新しい製剤との出会いによって、さらに実現に近づいているようです。


【略歴】 1996年 川崎医科大学卒業 1996年 順天堂大学医学部附属順天堂医院 皮膚科研修医 1998年 研修修了後 順天堂大学医学部附属静岡病院 皮膚・アレルギー科 2006年 順天堂大学医学部附属練馬病院 皮膚・アレルギー科 2015年 サマンサクリニック 開設
【資格・所属学会】 日本皮膚科学会 日本美容皮膚科学会 日本美容外科学会(JSAPS) 日本レーザー医学会 日本医真菌学会 日本臨床皮膚科医会 医学博士 日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 グラスファイバー製爪矯正器具施術資格
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