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看護師の学びが、クリニックの未来をつくる!ロート製薬×看護師による美と健康の新たな学びの場 第一回Rohto Medical Nurse LAB.開催

看護師の学びが、クリニックの未来をつくる!ロート製薬×看護師による美と健康の新たな学びの場 第一回Rohto Medical Nurse LAB.開催

2026.04.20

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クリニックの第一印象を左右する看護師。その役割は年々、高度かつ多様化しています。看護師には専門的な技術や知識に加え、患者さんとのコミュニケーション力など、常に学び、磨き続けることが求められています。一方で、「どこまで説明すべきか」「どう伝えれば患者さんに納得してもらえるのか」といった悩みを抱える看護師も少なくありません。そこで、美容医療に携わる看護師が美と健康に関する正しい知識に基づいた学びができるよう、ロート製薬株式会社が主催となる「Rohto Medical Nurse LAB.(ロート メディカル ナース ラボ)」が創設されました。
本コミュニティは、単なる勉強会ではなく、“現場での説明に自信をもち、さらにナース自身が健康で美しくあることで患者様に身をもって美と健康のご提案ができるようになること”を目的とした学びの場です。世話人ドクターには、医療法人恵蝶会マリポサビューティークリニック 理事長 広島光恵先生と、まいこホリスティックスキンクリニック 山﨑まいこ先生が就任し、本格始動します。それに先立ち、2026年3月12日に第一回目となるイベントを開催。60名を超える看護師・医師・カウンセラーが参加し、多くの反響を呼びました。自費研では当日の様子をレポートします。

―ロート製薬株式会社と共に目指す明るい日本の未来像

Rohto Medical Nurse LAB.を主催するのは、ロート製薬株式会社です。スキンケア事業においても高い認知度を誇る同社では、事業活動を通じてウェルビーイングの実現を目指しています。その一環として、Rohto Medical Nurse LAB.を設立。
本コミュニティは、単なる勉強会ではなく、“現場での説明や提案に自信を持てるようになること”を目的とした学びの場です。

冒頭では、ロート製薬株式会社メディカル事業推進部 部長 田中啓司氏より開会の挨拶がありました。
「ロート製薬で、これまで蓄積している研究の成果を美容医療に携わる方々に共有、皆様のご活躍に貢献できたらと思います。」
田中氏の言葉とともに記念すべき第一回のRohto Medical Nurse LAB.がスタートしました。

看護師の学びはなぜ必要なのか
マリポサビューティークリニック 理事長 広島 光恵先生

―美容医療の未来を支えるのは“学び続ける看護師”

最初に登壇したのは、世話人ドクターでもある医療法人恵蝶会 マリポサビューティークリニック 理事長 広島 光恵先生です。
講演テーマは「看護師の学びはなぜ必要なのか」についてです。
「美容医療はすごいスピードで拡大を続け、求められる技術も知識も進化し、患者様が要求するニーズもどんどん高度化しています。」と語りました。一方で要求するニーズと現実のギャップや、技術導入のスピードに対して、患者様の長期的な安全性や予後を追いきれていていないという課題に触れ「今ある課題に対応するためには医師、看護師、カウンセラー是認で一丸になるチーム医療が不可欠です。」と強調しました。

―看護師自身が輝くことで、患者様に元気を与える存在に

また、美容医療は医療であると同時にサービス業である側面もあります。「看護師の寄り添いやホスピタリティなくして、患者様の満足度の向上やリピートもないでしょう。」と看護師の存在意義に言及しました。最新の知見やエビデンス情報がホスピタリティを支えるものになるとの考えを示し、その上で「何より大切なことは、看護師自身が輝いて患者様に元気を与える存在であるべき」と力強く語ります。女性の場合、妊娠や出産、育児、介護などライフステージの変化とキャリアは無関係ではありません。学びを続けられない時期が来たとしても諦めずに美容医療と繋がり、少しでも学びを続けることが長いキャリアにつながるとのことです。また最後には、「一歩の学びが、患者様の笑顔を生む、その笑顔に看護師も幸せを得られるのが美容医療の良いところだと思います。」とポジティブな言葉で講演を締めました。

肌の老化を知ってスキンケアで肌育を
新川崎 皮ふと美容のイブクリニック 院長 久田 恭子先生

―細胞の老化とは?

次に登壇したのは、新川崎 皮ふと美容のイブクリニック 院長 久田 恭子先生です。
今回の講演のテーマは肌育スキンケア。
「シミ、しわ、乾燥など肌悩みの多くは、老化に影響を受けています。」と語り、参加者に老化とは何かを解説。老化には自然老化と紫外線などが影響する光老化に大別されることに言及した上で、自然老化に比較すると光老化は予防や制御が望みやすいため、美容医療ではそこに注目していると説明しました。

―スキンケアでECMの管理をする

紫外線や大気汚染などのダメージがあると肌は慢性炎症が起きやすくなり、慢性炎症に伴い増えた老化線維芽細胞が肌の土台であるECMを崩してしまう、という光老化のメカニズムについても触れました。
「ECMの再構築を促すために、美容医療ではレーザーや高周波、超音波、メソセラピー、肌育注射など、患者さんに合わせて治療内容を提案しています。」と久田先生。
また、デバイスや注射治療を望まない患者さんには、化粧品でECMにアプローチする方法を提案するとし、ECMの恒常性維持を目指したロート製薬の幹細胞培養上清配合化粧品や有効成分についても紹介しました。これらの化粧品は、デバイスなどの治療と併用することで、より効果が高まる可能性があるそうです。最後に出席している看護師に向けて、「美容医療はカウンセリングから、治療、そして帰るまでが一連のストーリーです。医師、看護師、受付それぞれの視点から患者様に寄り添い、情報を共有していい治療を提供しましょう。」とメッセージを送り講演を結びました。
こうした内容は、施術後のホームケア説明や患者への提案力にも直結する実践的な学びとして、参加者からも関心を集めていました。

幹細胞上清がスキンケアにもたらす未来
ロート製薬 基盤技術研究部 データサイエンスグループ 羽賀 雅俊 氏

―注目の培養上清とは

主催者であるロート製薬株式会社からは、基盤技術研究部 データサイエンスグループ 羽賀 雅俊 氏が登壇しました。羽賀氏は大阪大学で皮膚老化・細胞老化の博士号を取得している肌老化のスペシャリストです。講演のテーマは、炎症をおさえる効果が望める、注目の培養上清についてです。
ロート製薬は、目薬で培った無菌技術と医療品開発技術で培った細胞培養技術を持って2013年に再生医療研究企画部を新設、現在も培養上清を研究していることを紹介しました。
培養上清の効能として、コラーゲン産生促進、炎症抑制などが論文で報告されています。ただし、化粧品には培養上清をそのまま配合することはできません。そこでロート製薬は独自の酵素処理技術で培養上清に含まれるたんぱく質を低分子化し、培養上清原料ステムCMとして
化粧品に応用していることを解説しました。

―成分解析から見た培養上清の可能性

ステムCMについては、ドナー基準や品質管理、厳密管理下の生産体制、安全管理まで解説。また、成分解析から見たスキンケアの可能性と未来として、表皮、真皮、皮下組織それぞれに届く効果についても説明しました。主成分に関しても触れ、アミノ酸、ペプチド以外も見える化をしていることや経皮吸収率の結果も公表しました。
ステムCMは美容医療では、ダウンタイムケアなど炎症に起因する症状に効果を発揮すると考えていると言及しました。さらに羽賀氏が所属するデータサイエンスグループでは、データサイエンスを使った培養上清の新たな展開に向けても動いているとのことです。
最後に、「ロート製薬は再生医療を進めていきます。そのエッセンスを安全性と品質にこだわった化粧品として届けることを使命とし、これからも研究を進めていきたいと思っています」と結びました。再生医療の知見を、日常のスキンケアへと応用するという視点は、「治療と日常をつなぐ医療」という本コミュニティのコンセプトを体現する内容でした。

美容医療を支える看護師のコミュニケーション術
新川崎 皮ふと美容のイブクリニック水澤 昭子看護師

―患者様の心からの笑顔を引き出す

最後に登壇したのは、看護師歴19年、美容看護師歴11年になる新川崎 皮ふと美容のイブクリニック水澤 昭子看護師です。講演のテーマは「美容医療を支える看護師のコミュニケーション術、私の現場での実践と工夫」です。
水澤さんは、普段の診療では、患者様の心からの笑顔を引き出すことを最も意識していると語ります。
「患者様にとって美容医療は、不安と希望が混在する場所です。そんな患者様の満足度を上げ、不安を解消するためにはコミュニケーションが何より大切だと考えています。」と語ります。11年の美容看護師の経験から、コミュニケーション時には一方的ではなく、正確で安心でき、言葉と態度が一致して、相手の感情に合わせることに配慮しているそう。

―心に寄り添う姿勢

また、過去のコミュニケーション不足での失敗事例や、自分が患者として不快に思った美容医療従事者の態度、心理学も引用しながら、「心に寄り添う看護を実現するには、良いコミュニケーションと感情に寄り添うことではないでしょうか。」と語りました。
さらに、看護師として気配りすべき点、どんな声かけが有効か想定できる困った場面の対処法なども紹介。新人教育など組織としての取り組みについても触れました。
最後に、保険診療も美容医療も基本的に求められるコミュニケーションは同じであると示した上で、「美容医療は患者様の満足度を上げることが重要。その実現のために一番長く関わる私たちの見せどころだと思います。」と呼びかけて講演を終了しました。
「現場で即実践が可能な具体的なコミュニケーションの工夫や事例」は、参加者にとって有益な情報でした。

プログラムを終え、次回開催にも期待

60名を超える参加者は、時折メモをとりながら熱心に聞き入っていました。プログラム終了後も参加者は体験ブースや製品の展示コーナーを興味深そうに巡り、登壇者へ直接質問できる機会や、参加者同士で現場の悩みや工夫を共有する場面も多く見られました。普段顔を合わせる機会が少ない看護師同士で情報交換も行われ、単なる座学にとどまらない“実践的な学びの場”として、自身の臨床や患者対応を見直し、「明日からどう動くか」を考えるきっかけとなった点も印象的でした。

今回初開催を迎えた Rohto Medical Nurse LAB.は、今後も継続的な開催が予定されています。“明日から現場で活かせる知識と視点”を提供する場として、次回開催への期待も一層高まります。今後のRohto Medical Nurse LAB.の活動予定はインスタグラムでも都度発信する予定です。https://www.instagram.com/rmn_lab/

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