【スペシャル対談】美容医療業界の発展に向けた取り組み<前編>
2022.11.16
近年の美容医学の発展にともない、世界的に美容医療を受ける患者様は増加する傾向にある。
わが国でも美容医療が成長している。このことで、多くの国民が最新の美容医療を身近に受けることができるようになった反面、合併症や金銭問題などの美容医療トラブルを訴える患者様も増えることにもなった。国民生活センターや厚生労働省といった行政側は、美容医療の問題に対して対応を迫られることになり、美容医療注意喚起等が発出される状況にもなっている。このような社会的背景の中、美容医療に関する初めての行政研究である厚生労働科学研究事業(厚労科研)が、令和3年度に始まった。
今回、美容医療の主要な業界団体(学会)である日本美容外科学会(JSASとJSAPS)それぞれの前理事長と現理事長の4名が一堂に会し、厚労科研から見えてくるわが国の美容医療に関する課題や今後の方向性、さらに業界団体が連携することで期待される日本の美容医療業界全体の未来や可能性について、それぞれの意見をお聞かせいただいた。
業界全体の実態把握のために業界団体の連携・協力は不可欠
―― 今日は業界を牽引する2つの学会の前理事長と現理事長にお集まりいただき、連携することの意義や今後の展望をお聞かせいただきたいと思います。
今回このような場所を設けていただけたことは本当にありがたいと思っております。
皆さんと進めている厚労科研でもコロナ禍ということもあり、なかなか腹を割って話す機会がなかったので。
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