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境界線領域を乗り越えた、包括医療の目指す先 ―医科と歯科、東洋と西洋の医学融合(後編)―
2020.11.27
現代人が抱える様々な疾病や不定愁訴。医科と歯科だけでなく、さまざまな領域の境界線をまたがるような症状に対してどのように対応すべきでしょうか。診療科にとらわれない包括的な診療を行う誠敬会クリニック吉野院長のスペシャルインタビュー後編です!
★前編はこちら
原因を除去することこそが真の治療である
――先生のご専門をお聞かせください。
専門はと聞かれたら、総合診療となるのでしょうか。私は現在多くの専門家をつなげる接着剤のような役割となって、全国からおみえになる難症例の患者さまの治療をトータル的に行っております。私は歯科医師ですので歯科の患者さまはもちろんですが、そのほか全身に関わる疾患、精神疾患など、幅広いジャンルの疾病を診療しています。ですが、全ての治療を行うことは一人では難しいため、各専門家と連携をはかり、症状だけでなくその方の環境や家族状況なども踏まえ、最適な専門家のご紹介をしております。
――具体的にはどのような治療をなさっておられますか。
当院の未病治療は現代医学と東洋医学、医科、歯科を融合した独自の治療です。病気の根本的な原因を突き止め、除去するためのオーダーメイド治療を行っております。
ストレスフルなこの現代社会において、未病は急増しています。こうしたクリニックにしたのは、未病を救うためには診療科を横断する医療が必要で、実践すべきだと考えているからです。
「かみ合わせ」ではなく「口を開ける」。オリジナルの開口学を実践
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