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再生医療で尿失禁を治す!新治療が500万人を救う
2020.06.04
再生医療による新たな治療法が、腹圧性尿失禁に悩む約500万を超える患者さんたちを救おうとしている。
ADRCを用いた再生医療による尿失禁の新治療の誕生
日本全国には、前立腺がん、前立腺肥大症の手術後に起こる腹圧性尿失禁に悩む男性はおよそ90万人。妊娠・出産・加齢・閉経(女性ホルモン低下)、婦人科的手術による同症状に悩む女性はおよそ470万人と推測されるという。治療方法と言えば女性はスリング手術、男性は人工尿道括約筋埋め込み術という方法があるが、どちらも異物を体内に取り込むというリスクがある。人工尿道括約筋埋め込み術に関しては人工物を体内に埋め込む必要があるため、高度尿失禁の患者さんにのみ適用される。
有効な薬物治療法がなく、また男性の軽度から中等度の腹圧性尿失禁患者には適切な治療はほとんどないという。
生死に関わる病気ではないとは言え、排尿コントロールができなくなることによるQOL低下や本人や介護者の物理的・心的負担が増すことは想像に難くない。
そんな中、画期的な新治療が誕生しようとしている。
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